一日一言 新渡戸稲造【064】
☆2月3日 小人の尺度
相手を無学とあざ笑う者は、まだ学問の道を極めていない人である。何事も小人の尺度で人を見てはだめである。・・・・・・
☆目先の妥当性だけで満足するのではなく、大きな信頼性と正当性を満たす理念としての基準を持つことが大事ということか。
☆小人を個人と置き換えると、ポストモダンを抜けきれない今日の世相にもあてはまる。個人の興味と関心にのみ配慮し、公のことは意識しない。それでよいのだという世相。
☆いやそんなことはない。あっちこっちで勃発しているリコールの問題は、公が力を持っている証拠ではないかと言われそうであるが、それはそう簡単ではあるまい。
☆公の基準が絶対ではない。公もまた小人基準であるかどうかチェックは必要。お互いにチェックしあい援け合うことはできないものか・・・。あざ笑うのではなく・・・。
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