クオリティスクールの新コンセプト[064] 立教女学院の人気
クオリティスクールの新コンセプト[063] 私立中学からの受験報告会のつづき。
☆立教女学院は人気上昇が続いている。推移グラフをみると、2004年と2009年の二つの山があるが、これはサンデーショックの年だったからであり、それを考慮すれば、横ばいというより右肩上がりとみなしてよいだろう。
☆それはなぜなのだろうか?思いつくまま列挙してみよう。
①米国聖公会というエスタブリッシュなブランド
②ARE学習という独自のプロジェクトベース学習の確立
③ダンスなど芸術性豊かなパフォーマンス活動
④チャペルの存在
⑤パイプオルガンの演奏
⑥美しいコーラス活動
⑦小さな自然があふれるキャンパス庭園と校舎
☆もっと多様な理由もあるだろうが、このような6年間一貫の有機的な良質教育が高い水準で暗黙知化されている安定感が、受験生や保護者に心地よいのではないだろうか。
☆認知科学ではすでに当たり前の考え方かもしれないが、立教女学院にはアフォーダンスの知が染み渡っているのではあるまいか。
| 固定リンク
「クオリティスクール」カテゴリの記事
- 私学の学力観 偏差値を超えて(2010.07.05)
- フェリスの東大合格者数推移(2010.06.13)
- 男女別学教育の存在意義の今(2010.05.31)
- 八雲学園とケイトの相乗効果(2010.05.22)
- 白梅学園清修中高一貫部の本気(2010.05.20)
最近のコメント