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一日一言 新渡戸稲造【069】

一日一言 新渡戸稲造【068】のつづき。

☆2月8日 善と悪

世の中のすべてのものは、人に宿ってその心となるが、ゆえに心は活物(いきもの)であって、常に生き生きとしている。心は1つの事象に感じて動くもので、これを意と言う。

☆この件(くだり)は、見えない文脈がありすぎる。よって置き換えができない・・・。もともと英語で書かれたものが翻訳されているから、わかりにくいのだと思う。ただ、事象と心は別物ではないということは大事。二元論は、道徳的になる。ものよりこころが大事なんて感じになる。

動くときは人の気持ちが主体となるがゆえに、善ともなれば悪ともなるのである。自然体で形にこだわらない思いをやりを善となづける。形にこだわって自然体ではない思惑が入ることを、悪と言う。それが私利私欲となる。

☆この件も慎重に読まないとという感じか。ここで言う「主体」は、いわゆる「主体的に」という意味ではなさそうだ。むしろ「個」か。個が自然体になるか作為体になるか、それが善悪の差異?

☆形にこだわらないといっても、自然体という形にはこだわるわけ・・・。作為が見えると野暮だが、自然な感じは粋ということか。品格とはこの自然体ということか。

☆いや、形にこだわらない形にこだわる段階から抜け出ることが品格?

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