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クオリティスクールの新コンセプト[079] 洗足が強いわけ

クオリティスクールの新コンセプト[078] 桐朋女子型モデルの優位性のつづき。

☆昨年の春、洗足学園から東大合格者が4人輩出された。早慶上智の合格実績も増え続けている。だから、今春の総応募者数も激増。そう受験市場では認識されるだろう。

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☆その認識は間違いない。しかし、その因果関係はあまり強くない。むしろ、洗足学園の良質の教育力こそ受験生や保護者にグッときたからだというのがどちらかというと正しいのではないか。

☆同じじゃないかと言われそうであるが、良質の教育と大学合格実績が必ずしも結び付かないことを考えれば、同じではない。

☆予備校の場合だと、究極の目標は合格である。しかし、私立学校の場合、究極の目標は人間そのものである。大学合格はその人間の進路の重要な要素ではあるが、それがすべてではないのは、今さら言うまでもないだろう。

☆洗足学園の目標は、国際社会の中での人間形成である。世界そのものがベースなのである。そこでどんな人間として成長していくのか。あらゆる困難をどう乗り越えていくのか、その姿を昨年は校長自らが背負い、乗り切って見せた。

☆教育の証明は校長自らの生き様だったのだ。応募者数が増えないはずはなかったのである。

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