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2010東大合格発表シーズン⑭ 豊島岡女子の東大合格者推移

2010東大合格発表シーズン⑬ 巣鴨の東大合格者推移のつづき。

☆豊島岡女子の今年の東大合格者は23名。すごい躍進だ。たしかにいわゆる女子御三家の併願校であるから当然といえば当然であるが、御三家が大学進学実績にはあまり興味を示さないかのような姿勢をとるのに対し、豊島岡女子は堂々と正面切って大学合格実績のよいことをアピールする。

☆これは、御三家という受験生や保護者の固定観念を砕くには、受験市場ウケする戦術が必要だったということを意味しているのかもしれない。

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☆ただし、打ち砕き方にはいろいろなコンセプトがある。そしてこのコンセプトこそ学校の理念が反映する可能性がある。御三家という学歴エリート主義的な受験市場側からのフィルターを外そうとするコンセプトであるならば、大歓迎だ。この発想が官僚的で官尊民卑型の発想を生み出す原因の一つであることは、否定する人はあまりいないだろう。

☆もしそうならば、御三家としても、そういうフィルターはあまり嬉しくない(と思って欲しいが)わけだから、豊島岡女子に感謝しなければならないし、そういう意味ではもっとゆるやかな協働体を形成すればよいのに・・・。

☆しかし、たんなる優勝劣敗的な発想で、代替しようとか、ポジションを奪取しようなどというコンセプトであったなら、それはそれでよいが、世の中的にはあまり変わらない。

☆豊島岡女子がいわゆる女子御三家と違うのは、高校からかなりの入学生を迎えているという点であろう。また、池袋という地政学的な特徴として、埼玉エリアが近いということもある。埼玉エリアは、まだまだ大学合格実績が学校選択における大きな指標である。

☆だから、不易流行という点では、そのようなマーケットを無視はできない。武士は食わねど高楊枝という態度はとれないことの厳しさを知っているのは、さすがに二木先生ではないだろうか。

☆それにしてもはやくも3月10日現在で今年の大学合格実績一覧をホームページで公開しているとは、いかにこの成果が豊島岡女子では重要ポイントであることかがわかる。このド根性たるや脱帽である。

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