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2010東大合格発表シーズン⑧ 湘南白百合・晃華・光塩の豊かさ

2010東大合格発表シーズン⑦ 桐光・洗足に期待のつづき。

☆湘南白百合も晃華も光塩も、カトリック学校。聖光や栄光の男子校のようなカトリック校では神父が校長をやる時代は終わったようだが、女子のカトリック校はまだまだシスターの存在が大きいし、それが実によい。

☆シスターほど神の戦士はいない。シスターの戦略・戦術のサバイバル能力は実に高度なのである。シスターのあの制服というかコスチュームはすごい迫力ではないか。バスの中でも電車の中でも路上でもあの姿で闊歩している。

☆イタリアなどに行けば、神父は神父の姿で闊歩しているが、日本では路上であの姿の神父に出会うことはめったにない。あくまで教会の中であろう。あるいはカトリック学校の敷地内。

☆シスターはみな最終的にはマザー・テレサとシンクロする。すべてを捨てているのに、それがすべてを獲得することになるというパラドクスを繰りひろげるのである。

☆カトリックでは、マリアの存在があまりに大きい。イエスの誕生を引き受け、そして復活を見守るその男性には到底及びもつかない能力と同じクオリアに出会うのは、シスター以外にはない。

☆一度だけマザーテレサにあったことがあるが、あのときのことを想いだすたびに、自分の存在が吹き飛ばされる。そしてカトリック学校を訪れて、シスターにあったときに、同じ感情が湧きおこることがある。あっ、ここにもマザーがいたと思って、畏れてしまう。

☆しかし、そういうシスターと話をしている男性たちは、みな素直に対応している。逆にそうでない男性(めったにあったことはないが)がいたとしたら、そういうクオリアを持ち得ていない人なのだろう。

☆話がだいぶそれたが、要するに湘南白百合にも晃華にも光塩にもマザーがたくさんいるのだ。だから、東大に何人入れるのが目標だなんて話になりようがない。東大にいくことが歩む道に必要ならば、全面的に強烈に応援するというのはありだが・・・。

☆だから、3人ぐらいが輩出されるというのが、スモールサイズからいっても自然体である。

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