梅沢先生 中村中学校・高等学校の新校長に
☆中村中学校・中村高等学校から便りが届いた。開封して、あっなるほど、サプライズとはこのことだったのかと。創立101年目を迎える4月1日から、小林先生が理事長に専念し、梅沢先生が校長に就任するというお知らせだった。
☆梅沢先生は、教頭時代に中村のラディカルな生徒獲得戦略を立案し、運営した。ここ2年間は、広報活動を、教育の本筋である学習プログラム強化による口コミ戦略と「受験生とその保護者・在校生とその保護者・OG・地域」と「教職員」のコミュニケーションの充実にシフトし、見事に成功を収めた。
☆梅沢先生の功績は、中村中学校にとどまらず、私立学校全体に影響を与えるものでもある。つまり、私立学校の生徒獲得戦略は、受験市場に依存するのではなく、独自の私学市場を形成することによって、両市場のカップリングを促進するリーダーシップを果たすことであるという証明をしたのだ。
☆さて、中村学園創立101はどのような出発をするのだろうか。独断と偏見そして大きなお世話ではあるが、期待することは3点。
① そろそろすべての教科の学習プログラムを世界標準に切り替えること。
② 抑圧的コミュニケーションを廃するという消極的なアクションではなく、創造的コミュニケーションを前面に押し出すこと。
③ ①と②が相互に作用し合う研修を他の学校と協働して公開すること。優しく力強いカウンセラーがいることが強み。
☆この方向性が動き始める予感。それが私にとっての梅沢校長就任のサプライズである。
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