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武蔵野女子学院 留学帰国生の進路

☆武蔵野女子学院の国際理解教育室から“NewsLetter №94”が届いた。昨年1年間の長期留学を体験した生徒12名の進路結果と生徒からのメッセージが載っていた。まずは、3月15日現在の進路先。

国際基督教大学・武蔵野大学(2名)・中央大学(2名)・上智大学・デジタルハリウッド大学・桜美林大学・神田外語大学・成蹊大学・共立女子短期大学(看護)

☆室長の阿部先生は、「韓国、中国では海外へ留学する生徒数は増加していますが、日本では減少傾向となっています。グローバルな社会で活躍するには、世界を経験することが非常に大切で、本校生の留学希望生徒数には全く目を見張るものがあります」と語っている。

☆内向き傾向の日本にあって、多くの私立中高一貫校では、果敢に世界の経験を積もうとしている。これは私学全体がもう少し束になって行う事業かもしれない。

☆それはともかく、何人かの留学経験者の声を聞いてみよう。

世界中に友人ができ、メールや手紙で今でも連絡を取り合えることはとても素敵なことだと実感しています。留学は、自分の知らない世界を自分の目で見る機会です。

留学を終えて私は、留学以前よりも自分に自信を持つことができている、と実感しています。この自信は、たくさんの苦労や困難を自分の力で乗り越えたからこそ生まれたものだと確信しています。・・・留学は自分を変える一番の機会であると思います。

私が留学している頃に感じた事は、自ら積極的に話しかけ、笑顔で元気でいる事が大事だという事、そして常に自分は誰かに支えられているという事です。

なんでも挑戦だ!なんて私が留学中に思っていたことがたくさんあったように思える。しかし、その緊張とプレッシャーが帰国後、思わぬことを引き起こす原因になっていた事実を知ることになった。・・・留学は辛い事が沢山あったがその経験が後、未来につながっていくと信じている・・・。

英語以外にもう一つの言語を習得することにとても惹かれ、また、自分が未知の場所でチャレンジしたいと思い、非英語圏の国へ行くことに決めました。

☆現在アメリカに留学中の生徒からの手紙も載っていたが、興味深いプログラムについて紹介されている。

29日の朝7:00~30日の13:00まで「30 Hour Famine」というイベントが学校であり、名前の通り“貧しい人々の空腹を体験する”というのが目的です。折角の機会なので、参加しましたが、水・オレンジ/アップルジュース・ガムだけで30時間過ごすのはとても辛かったです。このイベントには賛否両論ありますが、結果的にはその30時間の間に学校で貧しく十分に食べ物を食べらることが出来ない人の現在の様子を映したビデオを見たりと、今世界で何が起こっているのか?そして今私たちに何が出来るのかと考える良い機会になったと思うので良かったと思います。

☆こうして留学体験者の声に耳を傾けていると、人間とは、世界につながることによって、自分の世界に自分がようやくつながるという不思議な存在であることがわかる。

☆世界につながることを拒絶し、内向きなることが自分の世界に必ずしもいることにはならないとう矛盾。そのことが留学体験者と「共有できる」ところに武蔵野女子学院のような私立学校の意義と価値があると改めて実感。

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