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東京私立中高協会の挑戦

東京私立中学高等学校協会が新しい表現に挑戦する。5月8日(土)、東京国際フォーラムで、今まは、小学校から高校まで参加していたが、それとは違い私立中高一貫校による合同相談会を開催する。もちろん、8月、10月には今まで実施してきた相談会も実施する予定。

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☆東京私立中高協会が法人格を確立するという動きも新たにあり、本格的に個々の私立学校の理念を尊重し保守する、私立学校としてのメタ理念を貫徹する共同体・協働体を形成するアピールとなるだろう。

☆だから、個別の学校ブースを集合体とするだけではなく、私立中高一貫校の教育が社会にどうつながっているのか、そのヒントを体得できる教育関連ワークショップも行われる。東京大学の研究チームも参加するようだ。

☆「ワークショップ」とは世界標準の学びの発想であり、私立学校の知の枠組みが受験学力形成フォーマットではないことを象徴的に表現することになるだろう。

☆脱ゆとり教育政策に欠落するだろう見識知を、再び私立学校が補完する役割をすることになることを予感させる大きな挑戦の表現である。朝日新聞社も主催に参加。私立中高一貫教育に対する新たな表現が有力メディアでも発信されるということだろう。

☆私学市場独自のブランディング戦略が始まる。

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