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白梅学園清修は秘密の花園だ

☆5月8日東京国際フォーラムで開催された私立中高一貫校の合同相談説明会では、私立学校の先生以外に、そのステークホルダーである関連企業のひとたちに多く出会う。

☆新しい企画の話について情報交換したり、塾関係者とは情報がオープンになりすぎて、どこかまだ知られざる上質な教育を実践している学校はないかというような話にもなる。

☆そんなとき、白梅学園清修のブースの前で、塾関係者の知人に出会った。話には聞いていたが、エリア的には少し違うので、まだそれほど探求していないというではないか。

☆それでは、なにはなくても、先生方にお話をお聞きすればということになった。そのやりとりを見ていて、なるほどと感心したことがある。知人はやはりプロだなぁと。

☆というのも、

65分授業なんですね

セルフラーニングタイムってどういうシステムですか

このオープンなスペースはいいですね

スチューデントブックってどう活用するのですか

エリアコラボレーションって?

電子ボードが活用されているのですか?

イギリスとEUの研修ってどんなプログラムですか

フランス人学生のチューターと連携するとは!意図はよくわりますよ。

☆という質問が矢継ぎ早に投げられたが、すごいではないか。他校とは違うポイントを瞬時に見出し、すべて確認しているのだ。そして、先生方がどういう回答をするのか品定めをしている。プロだな、こりゃコワイな。どういう展開になるのだろうと、思った瞬間。やはり一度学校説明会などに参加してみますよと。若い先生方の表情がパッと明るくなった。

☆私学市場が受験市場を魅了した瞬間である。もっとも、ホームグランドでどういう回答がでるかはこれからである。教育の質は日常生活の中に根付いていないと、見抜かれる。日々研鑽。清修の先生方の腕の見せどころである。

☆知人は、移動しようとしたそのとき、ボソッと、ひょっとして最後の秘密の花園かもと、笑みを浮かべた。

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