第1回四谷大塚合判予備から①
☆森上教育研究所の発行している最近号「中学受験と私学中等教育 第152号」には、第1回四谷大塚合不合判定予備テストにおける来春受験生の志望校の動向データが掲載されている。
☆来春2月1日の男子受験校で、同時期の合判予備テストの前年対比が100%以上の学校をみてみよう。
開成
麻布
慶應普通部
海城
芝
逗子開成
攻玉社
穎明館
世田谷学園
成蹊
日大藤沢
埼玉大附
獨協
日大第二
藤嶺藤沢
日本大学
関東学院六浦A
玉川学園
東京都市大付
広尾学園 特進選抜2
足立学園 特奨
森村学園
山手学院A
宝仙学園理数Ⅰ
自修館A1
日大豊山
東海大相模A
かえつ有明 総合
聖学院
佼成学園 特奨
順天B
自修館A2
淑徳1S特
明法(午後)
城西大城西(午後)
武相
☆増加の理由は、隔年現象のところもあるし、日本社会が内向きになってるなかで、安定志向という理由で選択されているところもあるだろう。また、世界標準の新しい学習環境の整備に取り組んでいるからというところもある。
☆いずれにしても、上記の学校は、説明会に足を運べば、ピンとくるはずである。
☆それから、四谷大塚の模擬試験のシステムでは、エントリーされていない学校もあるが、、その非エントリー校の中で、将来有望な私立学校があるのを忘れてはならない。そのような、いわば、未来の学校は、本ブログでとりあげ続けているので、参考になれば幸いである。10年後、選択してよかったという学校となって欲しいと思い、取材し続けている。
☆ところで、早稲田、渋谷教育渋谷、桐朋、法政大学、城北、巣鴨、桐蔭中等が前年対比90%をきって80%台なのは若干気にならないわけではない。たしかに隔年現象に過ぎないのだろうけれど、時代の要請にもしかしたら対応していないのかもしれない。
☆時代のニーズには対応してきたが、ニーズと要請の差異がもしかしたら重要なのかもしれない・・・。
| 固定リンク
「受験市場」カテゴリの記事
- 【お知らせ】6月10日(日)、今年も沼津で「学校を知ろう」進学相談会が開催される。(2018.06.01)
- 伸びる学校組織と市場の関係(2017.11.11)
- 塾歴社会の行方【04】私学の力は教育の自由・経営の自由!(2017.02.06)
- 塾歴社会の行方【03】中学受験から中学入試へ(2017.02.04)
- 塾歴社会の行方【02】中学入試か中学受験か(2017.02.04)
最近のコメント