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第1回四谷大塚合判予備から②

第1回四谷大塚合判予備から①のつづき。

☆今回は、来春2月1日の女子受験校で、同時期の合判予備テストの前年対比が100%以上の学校をみてみよう。

桜蔭

雙葉

頌栄女子学院

大妻

成蹊

東洋英和女学院A

穎明館

富士見

大妻多摩

聖心女子学院

創価

江戸川女子

日大第二

日大藤沢

埼玉大附

跡見学園

順天A

山脇学園A

日大第一

日大豊山女子

関東学院六浦A

玉川学園

広尾学園(特進選抜2)

中村(特待前期)

十文字2(スーパー選抜)

かえつ有明(難関)

東京成徳大B

洗足学園

森村学園

三輪田学園

宝仙学園理数Ⅰ

大妻中野

自修館A1

桐蔭(普通)

女子美大付

かえつ有明(総合)

東海大相模A

トキワ松A午前

和洋九段女子

宝仙理数Ⅰ午後

江戸川女子AO

八雲学園

東京純心午後

淑徳1S特

城西大城西午後

和洋九段女子2午後

☆増加の理由は、男子と同じようにいくつか考えられるが、圧倒的に新しい学びの取り組みにチャンレンジしている学校が多い。

☆さて、90%を切っている学校としては、早稲田実業、横浜共立A、日本女子大附、法政大学、国学院久我山、品川女子、田園調布、普連土、明大中野八王子、カリタス、桐蔭理数、桐光、東京女学館、清泉、実践女子、聖園、女子聖学院、東京純心、桐朋女子、聖セシリア、東京農大第一・・・。

☆少し多すぎる。これは模擬試験の母集団の問題もあるだろうし、女子の模擬試験への動きが遅いからかもしれないし、なにせ女子校は男子校に比べ多いということもあるかもしれないが、新しいことに取り組んでいる学校が多いがゆえに、やはり受験市場の冷え込み、つまり第二期私学危機を迎えているというのが本当のところだろう。

☆こうして個々に見ていくと、私学市場は、全体として何か新しい手を打たねばならないだろう。個々にはとにかく質を向上すること努力し、しかし、全体としては強力なコミュニティをつくる働きかけが必要だろう。

☆もっとも、前年対比が増加している学校と質が高いのに減少している学校の差異は、明らかにある。それは不易流行の流行の部分のテンポの違いである。良質でも変化が止まるところと日々新たな動きをしているところとではやはり違う。

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