かえつ有明の新しい教育熟す①
☆本日かえつ有明は、塾関係者対象学校説明会を開催した。同校が今のお台場の地に移転し、共学校になり、新校舎を建設し、まったく新しい教育に着手して5年経過した。
☆中学から入学した一期生が高校2年になったが、どうやらこの時点で、大きな手ごたえをつかんだようだ。
☆というのも、今までの説明会は、今何をやっているというプロセス重視の説明がメインストーリーであったが、今回は、そのプロセスにおける1つひとつの成果や生徒の成長の話と同校の教育の土台である「サイエンス科」の中味の話というより、その中身を「作文入試」という形で、表現し、いよいよ教科教育と感情教育と学際的な教育の顔を前面に入試に押し出してくるという自信のあらわれが見られたからだ。
☆何より校長嘉悦先生の新しい教育に対する進化の自信とそれを実現する学内の充実した組織体制が強化されたことへの宣言が、それを物語っている。
☆そしてその証しとして、嘉悦校長の次に話したのは、芦澤副教頭であったし、その次に石川教頭が話されたし、最後に司会をしていた入試広報主任の髙木先生がまとめあげた。このように、4人が揃ってプレゼンテーションをしたということは、実は、学内組織のマネジメントのシナジー効果が生み出されていることの何よりの証明である。
☆髙木先生は、
校長をはじめ私たちに共通する熱い想いは、50年後の社会で生徒たちがいかに生きていくのかを常に考えて、最高の教育を行って卒業生を贈りたいということです。
☆と語られたが、それは必ずそうなるという実現への自信の表れでもある。良質な教育が形作られるプロセスとその都度、そこで関わっている教師と子どもの共鳴・共振・感動が伝わってくるかえつ有明の新しい教育。
☆5年前のマニフェストが実現される日も間近である。
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