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2012年の光と影 レジュメ⑤

[05]東大神話回帰の時代:東大受験競争の激化、私大衰退の時代

○交付金927億円削減「国の将来危うく」 国・私立大側が共同声明
 

菅直人内閣の「財政運営戦略」に基づく歳出削減で、大阪、九州大学を消滅させる規模の国立大学法人運営費交付金927億円を削減できると試算。国立大学協会(会長・浜田純一東京大学総長)と日本私立大学団体連合会(会長・白井克彦早稲田大学総長)は14日、同交付金などを削減対象から外すように求める共同声明を発表。 

理由:「大学の存立を危うくし、科学・技術と人材に頼るしかない我が国の将来を危うくする致命的な施策」「大学の研究機能が停止する」「大阪大と九州大の2大学を消滅させるか、地方大学や小規模大学27大学をなくさざるをえない規模」
(産経新聞2010.7.14 23:58からメモ)

○「日本人学生 存在感薄い」ハーバード大学長

ハーバード大学のドルー・ファウスト学長(62)中国や韓国の留学生に比べ、「日本人留学生の存在感が薄い」。
19世紀からロースクールに日本人留学生を受け入れ。現在、日本人の同窓会メンバーは約3000人。しかし、「(2009~10年度の)学部への日本人留学生は5人。
 学部・大学院を合わせた国別留学生数で、日本は1999~2000年度に151人だったが、09~10年度には101人に減少。同期間に、中国は227人から2倍以上の463人、韓国は183人から314人に急増。
少子化や大学全入時代、バブル崩壊後の経済不況などの要素もあるが、日本の学生や教師は海外で冒険するより、快適な国内にいることを好む現代の日本人の気質も影響。 
(読売新聞 2010年3月11日からメモ )

○2012年 都立進学指導重点校の強化へ

○2009年 財団法人・日本青少年研究所などが実施した「高校生の勉強に関する調査」(調査は09年6~11月、4カ国の計6173人が対象)結果

「教科書の内容をきちんと教え覚えさせる授業」が「好き」
日本:71.4%
中国:64.9%
韓国:39.6%
米国:31.2%

「学校外での見学・体験を重視する授業」が「好き」
中国が91.4%
米国は88.6%
韓国は77.7%
日本は64.6%

「生徒によく発言させる授業」が「好き」
中国:91.6%
米国:73.4%
韓国:52.4%
日本:33.4%

以上

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