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再編進む塾 サンデー毎日記事

☆サンデー毎日(2010年8月1日号)に、「再編進む学習塾はこう選べ」という記事が載っている。新しい再編情報は特にないが、再編地図がまとめられていて、わかりやすい。

☆それにしても、この再編地図は意図的なのか、

代々木ゼミナール

河合塾

ベネッセHD

東進ハイスクール

Z会

さなる

☆がそれぞれ、いくつかの塾を傘下に収めているように描かれている。もちろん、連携していたり、協力していたりする関係もあり、それは記事を読めばわかるから問題ないのだが・・・。

☆要するに大学受験までのシステムを持つところに、小中高の塾は包摂されてしまうという流れを図式化しているのだろうか・・・。

☆一方で、

さまざまな大人の事情で繰り広げられている学習塾業界の再編劇。しかし最優先すべきは、塾で学ぶ子どもたちの事情だ。再編が子どもたちにとってプラスの動きとなることを願いたい。

☆と締めくくられている。資本主義を批判するも、解決策についてはなかなか難しいということか・・・。

☆いずれにしても、わが子を守れるのは親しかいないというのは確かなのだろう。再編劇で揺れ動く受験市場の中で、親は自ら重要な役割を自覚せざるを得ない。

☆経済的ニーズが、時代の根っこである要請に耳を傾ける瞬間だ。時代は人生の書物であるとは誰かが言ったような・・・。

☆ともあれ、どう生きるか、1人ひとり考えなければならない時代であるのは確かであり、これが個性の時代の意味するところだったのだろうか。

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