広尾学園も世界を変える力に
☆ベネッセがソーシアルビジネスを行っているグラミン銀行の総裁であり、ノーベル平和賞受賞者であるムハマド・ユヌス氏を中高一貫校に結び付けた。このことはすでにお話をしたが、その仕掛け人であるベネッセの小村氏は、このようなイベントの一環として、マイクロソフトと連携して「ロボットを作ろう、動かそう」講座を実施している。
☆小村氏のコンセプトは、明快である。それは世界を変える力を日本に結び付けたいというアイデアである。そしてその具体的なデザインとして、学校にプログラムをいっしょにやりましょうと呼びかけて、それが実現しているわけだ。
☆そして、広尾学園の説明会でも、このプログラムにジョントしているシーンがプレゼンされていた。どうやらこういう広域支援ネットワークも有効に活用し、世界を変える力を生徒の学びに結合しているようである。
☆昨年この「ロボット講座」のプログラムを導入した学校は、以下の通り。
男子校 麻布学園、海城学園、慶應普通部、駒場東邦、聖学院、聖光学院、法政第二
女子校 鴎友学園、香蘭女学校、実践女子学園、白梅学園清修、田園調布雙葉学園、東洋英和女学院
共学校 慶應湘南藤沢中等部、城西大付属城西、西武学園文理、玉川学園、広尾学園、宝仙学園理数インタ―、静岡県立大仁高校、三重高校
☆この面々。たしかに何か起こりそうな予兆が見え隠れしている。
☆この中で、その広域支援ネットワークを、グローバルな範囲でリサーチをしているのは、広尾学園以外にもある。たとえば、麻布学園、海城学園、慶應普通部、聖学院、聖光学院、実践女子学園、白梅学園清修、慶應SFC、西武学園文理、玉川学園はかなり熱心である。
☆ただ、その中で本格的にインターナショナルクラスを作っているところはと言えば、広尾学園をおいてほかにないだろう。
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