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大学ブランドランキング2010 by リクルート

☆先月28日「高校生に聞いた大学ブランドランキング2010」( 『進学ブランド力調査2010』より )がリクルートのサイトで公表された。

☆このような現象的な調査とはま逆の調査結果は、読売新聞(2010.8.6)によると、

大学を今春卒業したが、就職も進学もしていない「進路未定者」が、5人に1人に相当する約10万6000人にのぼることが5日、文部科学省が公表した学校基本調査の速報で分かった。

参照)→「大卒就職率60.8%  就職・進学せずは87000人」

☆この現象には、ファンダメンタルな問題が横たわっている。

☆現象と本質。どちらも現象と言えるし、本質とも言える。その境界線は、幻想ともとれる。

☆しかし、いずれにしても、この2極の間で、何かが起こっている。

週刊東洋経済にマイケル・サンデル教授が登場するのもそんなところにワケがあるのだろうか

☆私立中高一貫校の合同イベントも、ますます本質的な問題を議論する場になっているのも、大学合格実績や偏差値という現象面に本質的な質感を突き刺そうというチャレンジなのかもしれない。

☆本日、13時より私学会館(市ヶ谷)で、第1回男女別学教育シンポジウムが開催される。すでに申し込みは締め切り、満員御礼状態である。何かが起こる兆しか。

☆リクルートの視点とサンデル教授の視点。その2極の対比が、教育市場で明確になることこそ、とても大切な何かなのではないか。今までは1極だけで教育を考えていればそれでよかったが、これからはそうはいかないということだろう。

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