名目GDP 中国は日本を上回る
☆時事通信(2010年8月16日)によると、
内閣府は16日、中国の4~6月の国内総生産(GDP)の名目値(ドル換算)が日本を上回ったとの試算を発表した。
☆時間の問題ではあったが、この瞬間が来たわけだ。13億人という人口なのだから、GDPは世界一であるのが当然なのだが、そうでなかったわけだし、まだ世界2位なのだから、それだけ世界の富が一部の人間に集中しているということである。これもまた当然かぁ。
☆GDPというこの指標は、競争のためにあるのではなく、不均衡を語るためには有効だ。しかし、今のところは追いつけ追い越せのための目標値になっているのは否めない。
☆以前から言われていることだが、GDPという指標より、人間の質指標で考えていきたいものだが、そういう信念と理念をもった人材はいかにして可能か。
☆man for othersという理念を条件とした教育以外にない。私立中高一貫校はまさにその立ち位置にいるのである。
☆公立は、国家のための教育。経産省や文科省が目論んでいるグローバル高度人材育成機関である。つまりGDP指標に基づき、追いつけ追い越せ。。。
☆戦時中じゃあるまいし、何をとぼけたことを言っているのだろうと言われるかもしれないが、じゃあなんのための教育なのだ。冷静に考えよう。国家のための教育が悪いわけではない、国家が善と幸せを求めるのなら、それはそれでよいのだ。
☆そこをチェックするための批判的思考を養う教育であれば、文句はない。だがしかし、現状そうでないことは結構明かなような気がするが。。。
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