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2010年8月

未来を創る教育のヒントは村上式仕事術

☆グーグルの日本法人名誉会長村上憲郎氏の「村上式シンプル仕事術」(ダイヤモンド社)は、1500円で、どんな人材育成研修よりも価値ある満足感を得ることができる書だ。

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VIEW21臨増必見 未来を創る学校のヒントがある

☆情報誌は斜め読みして、興味と関心のある記事をつまみ読みするのが常なのだが、「VIEW21 臨時増刊号」(Benesse教育開発センター)は、全体を俯瞰するや、通して読まねばならないと直感した。

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21世紀型スキル教育の意味するところ

☆経産省や文科省がグローバル高度人材を育成しなければと焦っている。しかし、聖学院の平方先生や白梅学園清修の柴田先生、東京私立中高協会の会長近藤先生や日本私立中学高等学校連合会会長の吉田先生などのお話をお聞きしていると、政府・官僚のGDP復活をねらうという意味での人材育成は、本当の意味でのグローバル人材育成ではないと感じ入る。

☆勝ち負けの論理ではグローバル人材とは言えないということだろう。むしろインテルやマイクロソフト、シスコなどがOECD/PISAのメンバーとも協力しながら進めている21世紀型スキルの教育のほうが、私学の先生方の考えるグローバル人材の意味に近いかもしれない。

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英語力に文法は欠かせない。ただし・・・。

☆イギリスの大学や大学院で学んでいる日本人に、英語の勉強について聞いてみると、おもしろいのは、共通して一般化することに意味を見出していないところだ。

☆たいていは、人によるという回答がまず返ってくる。そのうえで、日本の学校で、英語と日本語の違いについて教えられていることが、あまり役に立たないというか、どうでもよいというか、そんな議論になる。

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8月号「中学受験と私学中等教育」から⑩

8月号「中学受験と私学中等教育」から⑨のつづき。

☆2月3日女子受験校で昨年対比100%以上の学校。

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8月号「中学受験と私学中等教育」から⑨

8月号「中学受験と私学中等教育」から⑧のつづき。

☆2月2日の女子受験校で昨年対比100%以上の学校。

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8月号「中学受験と私学中等教育」から⑧

8月号「中学受験と私学中等教育」から⑦のつづき。

☆2月1日女子受験校で、昨年対比100%以上の学校を列挙してみよう。男子の時と同じように、1月入試と違い、1日のデータなので、10人以上という条件は設けない。

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8月号「中学受験と私学中等教育」から⑦

8月号「中学受験と私学中等教育」から⑥志望者数作対比のつづき。

☆今回から女子受験校の昨年対比。1月女子受験校から昨年対比100%以上、志望者数10人以上の学校を列挙してみよう。ただし、多い順ではなく試験日順。

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就活力から起業力へ 雇用創出から市場創出へ

☆時事通信(2010年8月27日19時35分配信)によると、

厚生労働省所管の独立行政法人、労働政策研究・研修機構(労政研)は27日、今春の大学卒業生の進路調査結果を発表した。景気低迷による雇用情勢の急激な悪化を受け、約1割が卒業までに就職先が見つからず、その後も職探しを続けているとみられることが明らかになった。

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全国学力テストの誤用

☆毎日新聞(2010年8月28日12時49分配信)によると、

今年度の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)で(福島)県内の成績が全国平均を下回ったことを受け、県教委は27日、緊急の「学力向上対策会議」を開いた。県内7教育事務所の担当者ら約20人が出席し、県教委作成の確認問題「定着確認シート」の活用徹底を促し、県教委職員が各校で指導方法のアドバイスをすることなどを申し合わせた。
 

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8月号「中学受験と私学中等教育」から⑥志望者数作対比

8月号「中学受験と私学中等教育」から⑤のつづき。

☆「中学受験と私学中等教育8月号(2010年)」のデータから、入試日別志望者数の前年対比のグラフを加工。

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かえつ有明の世界標準の教育環境

☆昨日、イギリス視察から帰国したかえつ有明の石川教頭にお会いした。嘉悦大学は、ケンブリッジのニューホールカレッジ内に教育文化センターを持っている。その関係で、ケンブリッジと連携して行っているサイエンスプログラムなどを視察してきたということのようだ。

☆そして、石川教頭はこう確信したという。

世界のプログラムは、プロジェクト・ベース型の学びが当たり前になっていますね。フィールドワーク、探究、議論、発表が有機的につながっているプログラムの運動体が教育に根付いているわけです。チームにおけるチューターの役割も非常に重要。本校がサイエンス科を拠点に、体験型探究学習を実施したり、クリティカルシンキングを育成したりして、そのエッセンスを各教科の授業とシェアしてきたのは正しかったと改めて確認できましたよ。

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8月号「中学受験と私学中等教育」から⑤

8月号「中学受験と私学中等教育」から④のつづき。

☆2月3日男子受験校で、昨年対比100%以上の学校を列挙する。

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8月号「中学受験と私学中等教育」から④

8月号「中学受験と私学中等教育」から③のつづき。

☆2月2日男子受験校で、昨年対比100%以上の学校を列挙する。

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8月号「中学受験と私学中等教育」から③

8月号「中学受験と私学中等教育」から②のつづき。

☆2月1日男子受験校で、昨年対比100%以上の学校を列挙してみよう。1月入試と違い、1日のデータなので、10人以上という条件は設けない。

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武相中 知られざる魅力を聞きに行こう

10月16日(土)に、武相中ならではの企画が開催される。

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8月号「中学受験と私学中等教育」から②

8月号「中学受験と私学中等教育」から①のつづき。

☆同誌では、今年7月に実施された四谷大塚の第2回合判予備テストの志望者動向のデータが掲載されている。1月男子受験校から昨年対比100%以上、志望者数10人以上の学校を列挙してみよう。ただし、多い順ではなく試験日順。

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8月号「中学受験と私学中等教育」から①

☆8月号「中学受験と私学中等教育 (株)森上教育研究所編集発行」の巻頭言は、またもおもしろい。

☆来春の中学受験の募集が拡大する(募集は拡大するが受験生が増えるかどうかはわからない)というトピックや模試の系列化が進むことによって、合否の見通しが効くや否やというトピックまでは、中学受験市場の話題として、この時期の通常通りの情報なのだが、突然私学の人材育成と中学受験市場のトピックには、驚いてしまう。

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NHKで創作ダンスの模様を放映

☆本日22日、NHK教育テレビで、「第23回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」における受賞作品が放映された。

☆東京と神奈川、埼玉の私立高校のダンス部も受賞。

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2010年東京都私立学校展開催

昨日21日から本日22日まで、国際フォーラムで東京都私立学校展が開催されている。毎年のように多くの生徒と保護者が訪れものすごい熱気なので、475校もの進学相談の対話の様子をジロジロ覗くわけにもいかない。

☆だから、サーッと(実際にはスムーズには歩けない)眺めただけの印象だが、今年も創意工夫された進学相談ブースになっていた。

☆八雲学園、淑徳巣鴨をはじめ、いくつかの学校ではiPadを活用していた。八雲の先生に聞くと、「英語教育など写真だけでは表現しきれない音声の部分があるので、iPadは有効です」と。

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実感 英語力と人間力が本当に必要な時代

☆「ユーシンの「社長公募」 1722人」の次のコメントを読んで、本当にそうだなぁと実感。

話題の社長公募だが、「30~40代」「英語が堪能な人」という条件だけなら、もっと多くの人が応募したのではないだろうか。日本風土のコミュニケーションと海外でのタフな交渉力を兼ね備え、なおかつリーダーシップで社員をひっぱっていく。そんなカリスマ性を自負する未来の社長がどんな過程を経て選ばれていくのか。
野村HDの「初任給の54万円の社員」のケースもそうだが、草食系ではないタフでアグレッシブな人材が求められているのかもしれない。

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名目GDP 中国は日本を上回る

☆時事通信(2010年8月16日)によると、

内閣府は16日、中国の4~6月の国内総生産(GDP)の名目値(ドル換算)が日本を上回ったとの試算を発表した。

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共立女子の挑戦 対話革命の教育

☆昨年9月「共立女子から授業は変わる」というブログで、同校の若手3人の教師の興味深い授業の試みを紹介した。

社会科の池末先生、国語科の金井先生、理科の桑子先生が、協働して、教科横断知型の授業を展開している。・・・・・・3人の先生方は、素材を教科書から社会現象の中にシフトする。寺山修司だったか、かつて「本を捨て外に出よ」と言ったのは。作家という創造者は、壁をぶち破るのに、ルーチンから抜けだす。3人の先生方もそうなのだろう。教科勉強から学びの旅に出よと。そんなわけで、まもなく姿を消す201Kの中央線の電車を素材に、生徒と共にインタビューを開始し、収集した資料やデータ、情報を編集、そしてそれを絵本にした。

☆そして、この8月にこの絵本が交通新聞社から出版物として発売された。池末先生からこんなメールを頂いた。

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男女別学教育シンポジウム マスコミの反応

☆すでに「第1回男女別学教育シンポジウム開催される」で紹介しているが、このシンポジウムを取材に来ていた新聞記者による反応があった。

☆産経新聞(2010年8月15日)の記事<「男女別教育は学力アップ」 シンポで報告>がそれだ。

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テレビの影響力 フジテレビで海陽学園

☆今、昨日の本ブログのアクセス数をみて驚いた。このお盆休みの時期に当サイトの訪問者数は半減するはずが、倍以上になっていたからだ。

☆一体世の中、何が起きたのか?渋滞予想が肩すかしに終わり、帰宅時間が早まったから、ネット検索でもしたのか?なにせ21時以降にアクセス急上昇。ロングテールの現象だ。

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私立中高一貫教育と大学受験勉強とのズレ

☆前回、私立中高一貫校の大学進学準備教育によって培われる学力(Q)と大学入試問題が求める学力(E)のモノサシが違うということについて、ウダウダ語った。

☆ここで、もう一度別の言い方をすると、大学入試問題は、能力主義あるいはメリトクラシーを当然のものとする政治経済社会を支えるための学力を求めているが、私立中高一貫校のそのほとんどの建学の精神が、能力によって富を得ることを目的とする人材ではなく、社会に貢献することを目的とすることが自らの自由を守ることだという信念を持った人材を育成することを理念としている。

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大学進学実績競争と大学進学準備とは同じか違うか?

☆私立中高一貫教育の質と大学進学実績や偏差値は必ずしも一致しないとはよく言われるし、筆者もよく語っている。

☆しかし、それも変な話である。教育の質が高ければ、大学進学実績は当然よいはずではないか。

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教育の本質が語れないのはなぜか?

☆鈴木寛氏が行っている「熟議」。その発想は、当然ながら熟議民主主義。ベネッセの小村氏が、その学問的背景については、サイト「熟議カケアイ」で公開されていると教えてくれた。

参照)熟議デモクラシーとコミュニティ・ソリューション

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対話のイノベーションが大事だというコト

☆先日、男女別学教育シンポジウムでお会いした何人かの先生方から、サンデル教授の発想のおもしろさについて聞き及んだ。やはり私学の先生方は高感度なアンテナの持ち主が多い。

☆哲学とは対話によって新しい概念や知識を生み出すことであるが、サンデル教授や文科省の熟議の発想や聖学院大学の取り組んでいるワールド・カフェの発想などが広がっているということは、何やら新しい概念が必要とされる時代だということかもしれない。

参照)→聖学院大学vs文科省 本当の対話とは何か?

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第1回男女別学教育シンポジウム開催される

☆昨日10日、アルカディア私学会館(市ヶ谷)で、「第1回男女別学教育シンポジウム」が開催された。会場は、定員160名を超える大盛況の雰囲気の中、あっという間の3時間だった。

☆前回本ブログで、こう書いた。

私立中高一貫校の合同イベントも、ますます本質的な問題を議論する場になっているのも、大学合格実績や偏差値という現象面に本質的な質感を突き刺そうというチャレンジなのかもしれない。

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大学ブランドランキング2010 by リクルート

☆先月28日「高校生に聞いた大学ブランドランキング2010」( 『進学ブランド力調査2010』より )がリクルートのサイトで公表された。

☆このような現象的な調査とはま逆の調査結果は、読売新聞(2010.8.6)によると、

大学を今春卒業したが、就職も進学もしていない「進路未定者」が、5人に1人に相当する約10万6000人にのぼることが5日、文部科学省が公表した学校基本調査の速報で分かった。

参照)→「大卒就職率60.8%  就職・進学せずは87000人」

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白梅学園清修の対話の平衡感覚

☆世の中は鈴木寛文科副大臣の「熟議で教育が変わる」という発想が注目され、ビジネス研修でファシリテートやコーチングのルーティン化が当たり前になっている。

☆iPhoneやiPadを活用した新しいコミュニケーション、思考デザインにもとづいた東大iSchoolのプログラムも話題になっている。

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2012年どうなる グーグルそして英語化

☆2012年疾風怒濤にむけて、いろいろな兆しがあるのではないか。最近は、そんなことを思って、世の中の情報を少しウォッチングしているわけだが、日経ビジネスonLine(2010.8.6)にこんな記事が載っていた。

「グーグル、そして英語化される世界を考える」

著者:小田嶋隆

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私立中高一貫校の世界的視野

☆「私立中高の育成するグローバル人材でご紹介したが、近藤先生と吉田先生からお話を伺っているとき、もう1つ感じたことがある。

☆それはグローバル人材の育成を考えるときに、私立学校の場合は、内側の都合から考えているわけではないということである。

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日本の教育が変わる動き

☆日本の教育が変わる必要があるとは、誰もが思っている。それがいかにして可能かが問題である。それから、真空の空間で教育が変わるわけではないのは言うまでもない。

☆変えたいというビジョンはわかるが、どこまでバージョンを上げるのか、そしてそのためには、バージョンのレンジごとにどんなイノベーションを生み出すのか、イマジネーションが大事なのだが、そのイマジネーションは対話することからしか生まれないだろう。

☆各方面の人と対話すること。しかもスーパーフラットに出来る人と。権威を持ち出し、忙しいからとか立場が違うから話せないという人とは対話が出来ない。拒否されるのだから、しかたがない。中には何度も説得する場合はあるが・・・。ともあれ、スーパーフラットな対話には、社会のニーズを超えた、時代の要請が見えるはず。

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Good Schoolの教育の構造

☆昨年の教頭部会の準備や今年のCSのTV番組の収録でお会いした私学の先生方との対話を通して、自分なりにGood Schoolの教育の構造が図式化できた。今までもいろいろ描いてきたが、今度はわかりやすいのではないかと思う。

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揺れるイタリア 牽制するロシア

☆読売新聞(2010年8月3日)によると、

イタリアのベルルスコーニ政権が、選挙工作や人事介入などの政治的陰謀に手を染める「秘密結社疑惑」に揺れている。伊捜査当局が政権幹部らを次々と事情聴取し、辞任に追い込んでいる上、首相本人が関係している可能性も取りざたされている。疑惑は、与党の重鎮ジャンフランコ・フィーニ下院議長が首相と対立、新会派を結成した背景にもなったとみられる。

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私立中高の育成するグローバル人材

☆昨日(8月3日)、CSのTV番組「私立中高の挑戦 未来を創る教育」の最終回の収録を終えた。一般財団法人東京私立中学高等学校協会会長の近藤先生(八雲学園理事長・校長)と日本私立中学高等学校連合会会長の吉田先生(富士見ヶ丘学園理事長・校長)と、「私立学校が目指す国際的視野~世界の壁を越えて」についてお話を伺った。

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税制改革の2012年問題

☆民主党政権は、財源不足の課題を解決するために、事業仕分けや消費税の問題で紛糾していたり、日銀の金融政策批判などしているが、要は消費税をどのように上げるか、利子率をどうするか、国債を日銀がどのくらい買い上げるかなど、侃々諤々やるということか。

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デュシャンと順天の長塚校長

☆「デュシャンは語る」(ちくま学芸文庫)を読んでいて、ふと以前本ブログでご紹介した順天の長塚校長の学習モデル(今後「長塚モデル」と呼ぶ)とデュシャンが結びついた。

☆当時、デュシャンは、そもそも画商が牛耳っている美術館が、自分の作品展を企画するはずはない。なにせ儲からないからねと言っていた。今ではまったくそうではないだろうが、1970年前後までそう言っていた。

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