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大学進学実績競争と大学進学準備とは同じか違うか?

☆私立中高一貫教育の質と大学進学実績や偏差値は必ずしも一致しないとはよく言われるし、筆者もよく語っている。

☆しかし、それも変な話である。教育の質が高ければ、大学進学実績は当然よいはずではないか。

☆ところが、それがそうはならないのだ。というのも教育の質で培われる学力(Q)と大学入試に合格する学力(E)の尺度が違うからである。

☆Q⊇EであるかQ⊆EであるかQ≠Eであるか。。。

☆学習指導要領e⊆Eだろうから、e以上の教育をやっているというのであれば、Q≠Eであることはあるまい。

☆しかし、Q∧Eの共通点が違いすぎる場合、教育の質が高くても大学進学実績にはそれほど影響を及ぼさないということもあるだろう。

☆大学生の学力問題はe<Eのことを言っているのか、Q∧Eの共約部分が少ないということを言っているのだろうか?

☆少なくとも、大学入試問題の作成が旧態依然としているものが多く、よって大学進学準備教育が経産省の求めるグローバル高度人材を育成するような内容にならない、というか成る必要がないような仕組みになっているのは、否めないであろう。

☆一層のことSATでも導入してみてはどうだろうか。英語の学習もできて一石多鳥ではないだろうか。

☆いずれにしても帰国生の大学入試は、相当おもしろいし、その学びは若干ではあるがIBのディプロマに近くなる。。。あるいはSFCのような入試問題ならばグローバル人材育成と大学進学準備教育のシナジー効果が生まれるような気がするが。。。

☆グローバル人材の土台は、大学に入ってからではなく、中等教育段階で育成しておくべきなのではないだろうか。中等教育で教養教育そして大学では専門を。

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