私立学校の選択の変化
☆小学校3年生の保護者と話をしていて、やはりここにもグローバリゼーションの波がやってきているのを実感。中国語も英語も日本語も勉強しているという。ピアノやバイオリンも習っているという。そしてアートも。どこでそんなに語学を学ぶのかと聞くと、夏休み実家に帰ったときに。実家というのは東アジアのある国。友人たちの家庭では、それは当たり前だと。
☆将来は、永住権があるので、自分たち家族は日本で暮らすけれど、子どもたちはわからない。ただ、中高は日本だから、どこか私立学校を探したい。将来きちんと仕事につける準備ができて、なおかつアートも学べる学校はどこですか?といった質問をうけた。
☆仕事につける準備の中には、海外の大学の進路もはいっている。日本はどうも進路決定が先送りであいまいなので、そこは自分たちで判断しないとたいへんなことになると。
☆なんで、そんな質問をときくと、どうも絵を描く子どもの姿が尋常じゃないので、何かそこに潜在的な何かがあるのかと直感し、アートのタレントを引き出してくれる教育環境を探すと。でも日本で芸術で就職があるとは思えないから、そのタレントがもしもあったら、それでも仕事ができる専門は何かを探していると。
☆最終的には本人の問題だし、大学卒業して働いてもらわなければもちろん困るわけで、とにかく最適な状態を想定していますということらしい。
☆で、中学受験のためにいつから塾に行かねばならないかと。公立小学校の勉強だけで、偏差値が低い学校なら入れるかとか、などという現実的な質問も・・・。
☆偏差値とは何かとか、東京と神奈川、愛知は、人口負荷が比較的少ないエリアだから、開明的な私立学校が存在するのだとか、とにかく基礎からなんでも対話をした。
☆おもしろかったのは、海外の語学を学ぶスタイルが私立中高一貫校の中にはある可能性があるし、そういう知を求めて入試問題が作られる場合が多いですね、たとえばなんて話をすると、あっやはり塾は通わせますよと、スッキリした顔で家路へ。
☆何かがカチっと音をたてたようだったが、今度会う機会があったら、何がトリガーになったのか聞いてみよう。
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