AERA偏差値が伸びた学校ベスト5 [02]
AERA偏差値が伸びた学校ベスト5のつづき。
☆AERAの記事に掲載されたベスト5の学校について、本ブログでその教育の本質について語っているものがある。本ブログで、栄東のように入試動向の分析時に名前が頻繁にでてくるものの栄東の教育そのもについては、本ブログではまだ触れていないところもある。これは本ブログの性格がクオリティスクールやエクセレントスクール、イノベーティブスクールを中心に語るサイトであるから、どうしても偏りがでてしまう。
☆ともあれ、ベスト5の学校について、本ブログで触れている代表的な関連記事を列挙してみよう。
このブログは、東京私立中高協会および東京私学教育研究所が中心となって学力の基礎構造を研究したときのメンバーを紹介している。そのメンバーの中に、多摩大聖ヶ丘と昭和女子大付属昭和の先生方がいる。公の研究プロジェクトであるから、教育の本質に目配りある学校を代表していることがわかる1つの例。
☆09年首都圏中学入試[36] 立川国際中等教育と渋谷教育渋谷
渋々の実利的側面とグローバルビジョンのジレンマをテーマにしている。
二つのブログはセットになっている。書いていた時、順天の教育の本質について感動していたのを思い出す。
ヴォーリズとのかかわりのある学校を探しているうちに、桜美林にも行きついた。フレデリック・オーベリンとヴォーリズがなぜ精神的に結び付いたのか論じようと思っているうちに、その時間も能力もあるはずはなく、探究は一時中断。しかし、桜美林がキリスト教学校の意義を今も持ち得ているというのは確かなようだ。もちろん、いろいろ現実と理想のジレンマはあるのだろうが。
☆2つのエクセレントスクール[11] 東京都市大学付属中の魅力 【1】
本ブログは4回続きになっている。東京都市大学付属中の教育の本質を先生方と対話しながら感じたことを綴っている。
現校長の北原先生の前校長高橋先生から継承したコンセプトが花開く過程がまさに今である。
芝の教育はグローバルなだけではなく歴史的にも大きな世界性を内包しているし、何より生徒1人ひとりの世界観の広がりを見守る深さがある。仏教思想の宇宙と心のダイナミズムについて語るには、私はあまりに能力がなさすぎる。。。
八雲学園は、新しい人材を輩出する教育環境のセオリーが貫徹している。八雲学園研究は、日本の教育にとって財産になるだろう。その研究を知識人がやるとおもしろいことになるはず。私のような一市民ではなく、本当の教育の専門家に語って欲しいものだ。
2005年の記事だが、本質的には変わっていないと思う。
教育の挑戦[01] 聖園女学院(1)(4回シリーズ「教育の挑戦[02] 聖園女学院(2)」からだどっていける)
聖園女学院は、教育と子どものためのボランティア施設を運営しているカトリック学校の中でも究極的な教育修道会がベース。カトリック校の中には、その精神とは逆説的にブランド化されているところも少なくないが、あえてノーブランドで、究極的なカトリック教育を追究している聖園は、主の栄光に包まれているのではないか。
☆立教女学院で育つ自由の精神①(3回シリーズ)
伸びる学校[053] 立教女学院の魅力[1](3回シリーズ)
キリスト教倫理をベースに、開放的で科学的ものの見方とアートのセンスが豊かに育つ教育が実践されている。文化祭やオープンキャンパスに参加すれば、その良質な教育が丸ごとわかる。
| 固定リンク
「受験市場」カテゴリの記事
- 【お知らせ】6月10日(日)、今年も沼津で「学校を知ろう」進学相談会が開催される。(2018.06.01)
- 伸びる学校組織と市場の関係(2017.11.11)
- 塾歴社会の行方【04】私学の力は教育の自由・経営の自由!(2017.02.06)
- 塾歴社会の行方【03】中学受験から中学入試へ(2017.02.04)
- 塾歴社会の行方【02】中学入試か中学受験か(2017.02.04)
最近のコメント