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グッドスクールの例② 武相

グッドスクールの例① 桐光学園のつづき。

武相も「家庭の高文化資本×学校の高文化資本×創造的能力選抜=新公共的な人材」というグッドスクール方程式を満たしている。

☆武相の家庭の高文化資本は、本質を見つめる家庭が同窓家庭を生み出して循環しているところにはっきり表れている。歴代のPTA夫妻が集結して学校説明会を開けてしまうほど家庭の文化資本は高度だし、しかもそれが同窓力を再生産するほどの力をもっている。

Buso1 参照)武相の新しい試み 4組の歴代PTA会長座談会

☆学校の高文化資本は様々な行事や本格的な部活、少人数制指導、新しい学びのプログラムなど様々であるが、建学者のアルケオロジー発想が、今も脈々と継承されているところにも見ることができる。

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☆一方で武相の高文化資本である“One for all All for one”というイギリス伝統のパブリックスクール精神も根付き、その象徴の1つはラグビーである。

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☆創造的能力を発掘する試験の準備講座は毎年大人気。社会科と理科のワークショップあるいは実験を中心とした講座はすぐに満席になってしまう。

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☆そして新しい公共人の輩出。すでに在校生時代から自分たちの活動を出版するというパブリックな活躍をする環境があるのである。その活躍は読売新聞などでも紹介されるほどである。

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☆同校のホームページにはこうある。

11月5日(金)発刊の読売新聞(地域・神奈川版)の学校自慢というコーナーに、本校鉄道研究同好会が紹介されました。 鉄研の活動、出版物、さらには部員の中島建(高1:写真の生徒)君の鉄研に対する思いが綴られています。

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