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首都圏中学入試2011始まる②

「首都圏中学入試2011始まる」のつづき。

☆明日10日からは、埼玉県の私立中学入試が始まる。首都圏の受験生は減少すると言われながらも、埼玉の私立共学校総応募者数は、現時点で昨対比109.3%(日能研倍率速報による)である。何がそうさせているのか。

☆埼玉の私立学校すべての応募者数が増えているわけではなく、応募者が集中しているところに牽引されて増えているというのが、今のところの特色である。ほとんどが締め切りを迎えていないので、今後どう変わるかは見ていかねばならないが。

☆さて、明日の入試では、栄東A、昌平1回・2回、星野学園理数1回が勢いがよい。星野学園はいまのところ一般入試は昨年以上の勢いはないが、理数の方は勢いがあるわけだ。

☆昌平の場合は、昨年中学を開設して期待感が続いているのだろう。また、2007年に高校がまず校名変更し、教育改革を行った一期生が昨年卒業したが、東大も現役で合格し、その実績はたしかに飛躍感があった。

Shohei

☆そういう意味では、栄東にしても星野学園理数にしても大学合格実績向上に力を入れる環境を整えている。11日の栄東の東大選抜Ⅰも昨年に比べ増えている。

☆従来から言われているように、埼玉エリアの学校は、大学進学実績の将来性が大きな選択指標なのだろう。

☆今後は、その潜在力を「世界を動かす学校」にどう変貌させるかが重要であるが、栄東と昌平と星野学園のどこが先に手を打つのか楽しみである。埼玉エリアの私学はある意味、シンプルに受験市場の原理に従っている。市場が求めるものをきちんと受け入れる。だから、従来だと大学合格実績以外の事に関しては本気で取り組む大きな流れはなかった。

☆しかし、2012年以降、受験市場も変わらざるを得ない環境が訪れる。そのときに大学合格力の質を変えるだけの潜在力があるかがポイントになる。

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