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首都圏中学入試2011始まる⑭

首都圏中学入試2011始まる⑬のつづき。

日能研のサイトでは、首都圏の応募者や倍率のサマリーを公表しているが、そのデータに基づいて、1月22日同日昨年対比を出してみた。

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☆ダブル・トリプル複数校出願をしているから、受験生数減少の割合は4%から10%の間ぐらいということか。

☆また、エリアによって特長が表れているから、エリアごとの受験市場の塾のキャラクターも分析できるかもしれない。

☆たとえば、首都圏の日能研は、本部と関東の二つの法人で成り立っているが、神奈川・千葉は本部が中心で、埼玉は関東が中心。東京は両者がある意味競争的共在。

☆私立学校の埼玉エリアの特長と神奈川エリアの特長は違うが、その違いをそのまま東京に持ち込んでいたとしたら、東京の私立学校はマーケティングを意識しないと、ブレテしまう。同じ日能研の名称でも、文化遺伝子がまったく異なるからだ。

☆この大きな違いを意識しないで、生徒獲得戦略をつくると、混乱することがしばしばある。混乱は市場を活性化する場合とその逆のケースもある・・・。

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