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東急線・みなとみらい線で通える私立一貫校

☆昨日と本日の両日、「東急線・みなとみらい線で通える私立一貫校」45校による合同説明会が開催された。

☆昨年に比べ参加者は30%以上増えているという。今日から各塾・予備校でも入試情報報告会が一斉に始まっているが、そんな中で増えているというのは、このエリアの受験生の熱心さのあらわれか。

☆塾・予備校では、入試問題などを配布したり、その傾向の話をするから、それはそれで私学情報がベースであるが、一般情報であり、自分の子どもにとって直接役に立つ情報ではない。

☆そういうい意味では、塾の報告会の後に、訪れている参加者もいた。一般情報と個別情報という森も木もみる情報収集をする熱意が拡大しているのかもしれない。

☆それにしても私立中高一貫校の合同説明会は、私学市場であるのに、この私学市場を支えるステークホルダーが市場活性化に積極的でないことは不思議である。

☆東急・みなとみらい線をとりまく市場環境が、応援するとよいのではないか。それぞれの私学に通える範囲の住宅を整理するとか、ショッピングモールの割引券とか、書店の割引もあっていよい。グルーポンがもっと活躍してもよい。インテリアも同様、アートのギャラリーもそうだ。エコカーなんてまだまだがんばれるのではないか。

☆教育力こそ経済創出力である。

☆もちろん、品格と倫理をライトアップするような商品でなければならない。デザイン力のない商品はお断りである。道を示す商品市場を私学市場とともにつくることができれば、消費経済にも良き影響を与えられる。

☆学校なのに市場とはなんて批判せずに、私学人と同時に経済人でもあった渋沢栄一や高橋是清の精神に立ち戻りたいものである。おっと、この沿線だと五島慶太翁を忘れてはいけない。

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