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麻布のマラソン参加者数がおもしろい

麻布学園のホームページ「麻布の近況」を開くと、2月20日の「2010年度校長杯 多摩川マラソン大会」の様子が最新ニュースとして掲載されている。

☆おもしろいのは、参加者の数である。HPにはこうある。

2月20日(日)、うす曇りの中、第2回多摩川マラソンが行われました。今年は約100名が参加し、中学生は6キロ、高校生は10キロを走破しました。。

☆約100名参加というのが麻布らしい。全校生1800人に対し、参加者は5.6%。残りの94.4%は参加しないという選択をしたわけだ。それだけ、多様な選択判断がされる環境が麻布には在るということを示唆しているのではないか。

☆一方、創設者江原素六墓前祭は、毎年中1は全員参加である。理念を共有した生徒1人ひとりが、それを多様な領域で、自律して活動していくということだろう。

☆同調型自律でもないし、利己型自律でもない。パブリック型自律である。麻布らしい。

*)「公共型」とするとどうも公共事業を主導する国家の雰囲気があらわれるので、「パブリック型」とした。人類普遍的な正義の雰囲気があらわれることを期待して。

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