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投資家の方へ 新しい学びフェスタの復興基金協力へのお願い

☆読売新聞(2011年3月17日)「震災深刻なのになぜ円高?」によると、

保険会社が震災後の保険金を支払ったり、市場の混乱で金融機関や企業が資金繰りで困ったりしないように、ドルやユーロなど外貨の資産を売って、円に換えるとの見方が強まっている。個人も将来に備え、外貨預金などを解約して円に換金することも考えられる。そうした思惑が、海外投資家による円買い・ドル売りを加速させたようだ。

☆震災という事件も、投資家の方々にとっては、経済現象の1つであり、テクニカルな問題であるのはわかる。しかし、その資産運用で儲かった分からぜひ≪東北地方太平洋沖地震「子どもたちの笑顔と学び復興基金」≫にご協力いただきたい。

☆かの内村鑑三も「後世への最大遺物」という書でこう述べている。

後世へわれわれの遺すもののなかにまず第一番に大切なものがある。何であるかというと金です。われわれが死ぬときに遺産金を社会に遺してい逝く、己の子供に遺して逝くばかりでなく、社会に遺して逝くということです。

☆もちろん、内村鑑三は、金も事業も思想も文学も教育も大切なものであるが、それをも遺せない場合何を遺せるのかと問うている。それは「勇ましい高尚なる生涯」であると。そしてこれこそが「後世への最大遺物」であると。

☆しかし、投資家の方々が、復興基金や復興事業に資金援助をしてくださるのなら、その段階でその行為は、「勇ましい高尚なる行為」となるはずである。

☆内村鑑三はこうも語っている。「種々の不幸に打ち勝つことによって大事業というものができる」と。被災者の方々は、あらゆる困難に打ち勝とうと日々行動している。投資家の方々はこの大事業に資金援助してくださることを切に願うものである。

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