ICT化する社会における教育
☆前回までの「公立高校の悩み」で、ICTはまだまだ学校では活用されていないという話をした。そんな折、リクルート「キャリアガイダンス№36」で、ちょうど「ICT化する社会と仕事」というテーマで特集が編集されていた。
1)今や日本で情報通信産業の市場規模は第1位。2位は卸売、3位は輸送機械。要するに、移動や転換するインフラサービス産業が首位を占めている。
2)携帯電話業界は、通信事業が、より社会性を広げ、コラボレーションも、異業種との連携を拡大し、コミュニケーション革命へ向かっている。
3)携帯ゲームが、シミュレーション機能を活用し、リアルに地域を活性化する。
4)ICTが学校・教育を変える。
5)ICTが医療現場で大活躍する。
6)10年後に家電製品は、みな通信インフラ機能を搭載。つまり関係性なき家電製品の無意味化が進行。
7)教科書はデジタル化される。テストも評価ももちろんそうなるだろう。
8)ICTはクリエイティブクラスを創出する。
☆以上のようなことが、わかりやすくまとめられている。ICTを学校で使わないではなく、使わざるをえなくなる時代の勢いということ。
☆しかし、今回のこの編集企画は、たいへんな意味がある。というのもICTの市民革命での大きな役割を無視できない時代であるからである。言うまでもなく、エジプト革命などの一連の歴史的出来事について触れられている。
☆ICT産業の話は、結局戦略的コミュニケーションの拡大化と強力化の話。優秀劣敗を、規律統治的に抑圧して形成していくのではなく、データベースによる規律的統治を匂わせない、やさしい環境設定的統治システム貫徹の話。
☆しかし、エジプト革命は、一瞬ではあるが、その抑圧システムに風穴を開け、他者によるコントロールをはねのける存在論的コミュニケーションの噴出だった。
☆結局、ICTは戦略的でもあり存在論的でもあり、大事なことはシステムを形成する以前の人間存在への記憶である。ここに教育がICTを活用する意味があるのである。。。
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