おもしろい授業を行う学校
☆おもしろい授業のイメージをつくるには、灘中高の伝説の教師橋本先生の授業をベースにするとよい。「奇跡の教室」はすぐに読めてしまう。それほど橋本先生の授業はおもしろいということ。
☆灘の授業がおもしろいのは、橋本先生のような授業が行われているからでは必ずしもない。重要な点は、このような教師がのびのび授業ができる環境を学校が作っているかである。だから、校長の考え方を見抜くのは大事なのだ。
☆海城学園の授業がおもしろいのは、中田教頭の話を聴いていて、よくわかる。ホームページのブログや入試問題をみてもそれは了解できる。
☆麻布は、学校説明が授業そのものだから、父親が魅力を感じてしまう。数学の授業など空中戦だからおもしろい。
☆武蔵もおもしろいが、かなり教師の趣味が入り込むから、そこは承知のうえで選んだほうがよいだろう。
☆開成は、生田先生の授業など最高だが、在校生と話せばよくわかる。数学オリンピックなどの結果をみてもわかる。
☆JGは文化祭にいって数学クラブに立ちよれば、すごさがわかる。
☆かえつ有明は、説明会で、体験授業を受ければ了解できるし、説明会で、石川教頭や教科主任が授業の知的おもしろさをダイレクトに語る。
☆広尾学園は、授業のプロセスを堂々と公開しているし、理事長・学園長の話は、哲学的で授業を最も大事にしていることがすぐにわかる。
☆湘南白百合。まずは説明会に足を運べばすぐにわかる。文化祭ももちろん知的におもしろい。
☆聖学院の授業は、根源的でおもしろい。かなり充実した教師陣。このことがまだまだ伝わっていない。おそらく秋の説明会では、オープンになるだろう。期待したい。
☆筑駒がおもしろいのは、在校生を見ればわかる。
☆西武学園文理は、在校生と話をすると、すぐに授業の質がよいことが了解できる。生徒はこう語る。「授業がおもしろいのは、おもしろおかしい話題をふりまくのではなく、展開がおもしろいと言う意味です」。
☆八雲学園は、在校生がおもしろいと光を放っているが、理事長・校長の近藤先生の話には、多くの父親が心を揺さぶられる。
☆順天も、校長長塚先生の学びの理論が光る。またホームルームでコミュンケーション授業が展開されていて、知のおもしろさに気づく学校の環境もすばらしい。
☆山手学院は、APUに進学した学生が保証している。
☆土浦日大中等教育学校の授業も実におもしろい。中川校長自らが道徳の授業を行っているが、この授業のマルチインテリジェンスを総動員する仕掛けこそ知のおもしろさそのものである。
☆共立女子の渡辺校長の話は、破格であるし、アート系の授業が、右に出る学校はないかもしれないほど。また若い先生方が教科を超えて新しい学びのプログラムを企画実践し、メディアが取り上げるほどである。
☆そしておもしろい授業を行っている学校は、みな大学進学実績も右肩上がりである。
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