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Google Ideas ジャレッド・コーエンの新しい動き

☆ジャレッド・コーエンがディレクターのGoogle Ideasは、新しいタイプのシンクタンクを構築している。

A new “think/do” tank at Google that combines a new generation of thinkers with technology to tackle some of the world’s most intractable problems.

☆従来、シンクタンクといえば、量的リサーチによって、膨大な統計学的データを収集・分析し、それに基づき政策提言などを仕事としてきた情報センターであったが、ジャレッド・コーエンは、そこにdoという要素を統合させようとしている。

☆フェイスブックやtwitterによって、コミュニティを形成し、そこで政府に依存するだけではなく、個人も参加し、世界や社会を動かすための貢献ができるようしていく。かつては国家単位でおこなってきた政策を、個人が行えるようになる。

☆エジプト革命に象徴されるように、それが可能であることは証明されているし、あの革命にジャレッド・コーエンもなんらかの重要な役割を果たしていたといわれている。

☆しかし、その個人は誰でもよいが誰でもよくない。そこらへんついては、まだまだわからないが、21世紀型思考の持ち主であることはたしかなようだ。あるいは新しい公共的個人であるのだろう。というのもシンクタンクが、doの動きをするということは、その根拠を探る手法は質的リサーチによるしかなくなってくるはずだからだ。

☆ともあれ、ジャレッド・コーエンは、氏のtwitterによると、6月25日から、 ダブリンで、the Summit Against Violent Extremismをセットしたようだ。

☆3・11もそうだが、難しい問題を解決するときに、国よりも心ある民間の動きのほうがスピード感がある。今回もグローバルな闇の部分を、インターネット関連のテクノロジーで、光の世界に引き戻そうというコミュニティを結成しているのだろう。

☆ジャレド・コーエンは29歳である。氏がそのような行動をとる信念をもっているのはなぜだろう。そのうちネットの世界でも話題になるだろう。

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