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2011年6月

桐光の教育の厚み

☆本日、桐光の教育がまるごとズシンと郵送されてきた。その郵便物の重いこと厚いこと、手に取ったときに、桐光の教育の厚みを改めて感じざるを得なかった。

☆桐光といえば、高い大学進学実績、そして男女別学の教育で有名であるが、なんといっても月2回弱の大学教授による訪問授業とその内容を本として出版してしまうほどの教育力の厚みに驚かない人はいないだろう。(下記写真は最新の出版)

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グッドスクールを探そう[02]

☆グッドスクールは、私立中高一貫校にあるのだが、すべての私立学校がグッドスクールであるかどうかはわからない。少なくとも20世紀型の社会にこだわらずに、21世紀型社会に対応する学校でなければグッドスクールにはなれない。

☆しかし、21世紀型社会とは、私立学校にとっては、明治政府が進めた優勝劣敗型社会でないことだから、私立学校の誕生した時からの理想が、21世紀型社会に重なっているだけである。それゆえ不易流行なのであるが。

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グッドスクールを探そう[01]

☆6月25日、学明舎(青葉台校)で開催された中学入試セミナーで話したことのダイジェスト(あるいは補説)を何回かに分けて紹介する。まずは、なぜグッドスクールを探すのか?について。

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Google Ideas ジャレッド・コーエンの新しい動き

☆ジャレッド・コーエンがディレクターのGoogle Ideasは、新しいタイプのシンクタンクを構築している。

A new “think/do” tank at Google that combines a new generation of thinkers with technology to tackle some of the world’s most intractable problems.

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かえつ有明学校説明会 質的探求の成果

6月18日(土)、かえつ有明は学校説明会を開催。はやくも体験授業がオープンされた。同校では、授業やテストの質をアップするために、質的リサーチの手法を活用し、かえつ有明の知のエンジンを開発し、それによって生徒が世界に通じる学力を身につけられるように日々努力している。

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質の探求邁進 白梅学園清修

先週土曜日、白梅学園清修で学校説明会が開催。最後に柴田副校長がぶっ放したトークに感動した知人が、ぜひ読んで欲しいとメールを贈ってくれた。紹介したい。

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週刊ダイヤモンド「激変!中高一貫校・高校ランキング」(1)

☆昨年に引き続き、この時期に、週刊ダイヤモンドの特集企画「中高一貫校:高校ランキング」(2011/6/25)が出版された。「激変!」というのは、「昨年順位と比べると、“激変”ぶりがよくわかる。上位陣は大阪の天王寺(10位)を除いてベスト10を中高一貫校が独占した」ということを指している。

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教育における質的リサーチアプローチ

☆前回、質的リサーチのアプローチを教育に取り入れていることの重要性について述べたが、もう少し補足しよう。

☆実は、私たちの生活それ自体、毎日質的リサーチを行うチャンスの中にいるのである。しかし、その質的なリサーチのチャンスを切り捨て、量的リサーチをベースに生活を支えているケースが多い。そのことに3・11以降の日本人や世界の人々は自覚し始めているという話が、メディアを通じて語られている。

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突破口 量的リサーチから質的リサーチへ

☆あらゆる経済領域で、変化が起きている。もちろん相変わらず、GDPという量的リサーチがベースになっているが、この優勝劣敗競争原理を支える量的リサーチでは、人間の幸せを測りきれるものではないというのは、地球規模で共通の認識に到達しているだろう。

☆そう納得せざるを得ない事態である紛争、混迷、革命は、毎日のようにニュースで流されている。日本も3・11という自然災害が原発事故という人災へシフトした時、そのことを痛みとして感じる流れになっている。

☆教育も例外ではない。量的リサーチの象徴である偏差値や大学合格実績という優勝劣敗競争発想は、まだまだ使われているが、その経済的・精神的効果の実感が薄れてきていることも確かである。

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本ブログ 記事ランキング (3月から)

☆今年も本格的に、学校説明会がスタートしはじめたし、来春中学受験生においては学校選択のシーズンでもある。スピーチをする機会も多いシーズンでもあるから、今年の傾向をつかんでおく必要がある。

☆そこで今春3月1日から今まで(6月8日)までの、本ブログの記事ランキングを出してみた。250人以上見ている記事を紹介してみたい。

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3・11直後なぜかえつ有明は教育出動したのか

☆3・11直後、かえつ有明は、世の中自粛ムードが支配している中、生徒と保護者と安全を確保しながら、教育活動をすみやかに再開した。石川教頭は、学校は教育を通して社会に責任を持っているし、教育というのは社会貢献そのものであるから、風にも負けず、雨にも負けずという気概が重要なのだと。

☆また教科主任が一堂に会して、改めて授業は教科の知識を教えるにとどまらず、生徒たちが世界を読み解き、世界を書ける知を育成しなければならないと、教科の特性と教科の公共性について確認。今年はそこに向かって授業もテストも、入試問題も再構築していこうと絆を強め邁進している。

☆そして入試担当部門は、その気概を表現するために、プラウド入試を実施することにした。

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中央大学横浜山手中学 シンプルで深い学びの共同体

☆中央大学横浜山手中学校・高等学校の校長田中好一先生、教頭森英人先生、副学園長横田利久先生にお会した。

☆来春から男女共学になる話や2013年からセンター北にキャンパスが移転になり新校舎で学べるようになる話とそのマーケティング・戦略についてもお聞きした。

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自由学園 未来の学校の1つの形

☆今春の生徒募集において、自由学園は静かなブームだった。中学入試全般は勢いがなかったし、偏差値で生徒が集まる集まらないというまことしやかな話題も大勢となった。

☆しかし、そんな世の趨勢を覆すかのように、自由学園の男子部も女子部も出願数は増えた。特に、男子部は昨年24人だったのが40人と166%増だった。

☆また大学卒業生の就職内定率60%時代に、自由学園最高学部生の就職内定率は92%。

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私学人 生田清人先生の偉業

☆生田清人先生は、内村鑑三のいう意味で「後世への最大遺物」を創りだす活動を開始した。30年間勤務した開成学園を去り、その間に確立した「地歴」の授業法を、世界の人々が活用できるように一般化しようというプロジェクトに参加されるようだ。

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萱野稔人さん「効率優先の耐えられない短期思考」

☆本日(2011.6.1)の日経OnLineで、萱野稔人(かやのとしひと)さん・津田塾大准教授の『効率優先の耐えられない短期思考 100年で見れば「津波は想定内」』というエッセイが掲載されている。

☆萱野さんは、東浩紀さんとも活動しているようであるが、東さんがどちらかというとフランス思想と日本の思想を行ったり来たりしているのに比べ、フランス政治経済思想を純粋にわかりやすく伝えてくれる。両人の思想は、≪官学の系譜≫では全くなく、≪私学の系譜≫に近いが、それとて一定の距離をおいているところが、ときどき参照すると目からうろこのときがある。

☆宮台真司さんは、なんだかんだといって≪私学の系譜≫のこだわりをさらに強化しているように思っているので、3者の思想を参照することは、≪私学の系譜≫を考えるうえに極めて重要である。

☆≪官学の系譜≫にも≪私学の系譜≫にも属さない領域というのはあるのかといわれると、それはサンデル教授のカテゴライズを参考にするとよいのではないかと思う。

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開成中3 地域学習「トウキョウ作品集 あるく・みる・かんがえる」

☆昨日、CEEJAプログラムを終えて帰国、成田空港からTCAT(水天宮)にバスで移動し、帰宅。すると開成中の「2010年度 中学3年地域学習 トウキョウ作品集 あるく・みる・かんがえる」という冊子が、指導担当者の1人生田先生から送られていた。

Kaiseiikuta

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