八雲学園 今年も参加者で溢れる説明会
☆それはなぜか?これについては、本ブログでも論じてきた。
☆しかし、決して語り尽くしてはいないし、それは不可能である。というのも八雲学園は日々新たなりなのである。毎年9月か10月の説明会に立ち寄ってみるが、毎年必ず新たなプランが実行されているからだ。
☆今年は、たとえば、体育館のリニューアル。また、みのもんたの「朝ズバ」で、近藤モデルの椅子が紹介されているビデオが流されたのもサプライズだ。女子生徒の制服がしわにならないようにという配慮は、校長と生徒との対話の中からうまれてくるもので、そこが番組でも強調されていた。
(パンフレットから)
☆サンデー毎日でも、英語教育ナンバー1の学校として紹介されているが、その記事も配布されていた。オーディションに合格した生徒たちによるイングリッシュ・パフォーマンスを見ながら、なるほど納得というプログラムの仕掛けも巧みだ。
☆しかし、それらは、普段の教育活動と教師の日々の言動がつくりだしたものである。したがって、いろいろなサプライズのあとに、きっちり明快に八雲学園のビジョンを話す近藤校長の語りに保護者は深く耳を傾ける。そのビジョンを具現化する教師の説明に共鳴もするのである。
(パンフレットから八雲学園の4つの教育)
☆サプライズと本質。その両方が語れる実質・実感のある教育こそ八雲学園の本位である。そして、もっと進学実績もださなければと近藤校長は語るけれど、実績はどんどん伸びているのも頼もしい。
☆しかし、何よりもすばらしいのは、近藤校長のスーパーリーダーシップである。「学校は、教師の熱心さと一丸となる力で成りたっています。仕事は厳しく、職場は和気あいあいと。これが私たちのモットーです。八雲学園の教師はほんとうに力があります」とすべての教師が説明会を運営しているそのときに、褒め称えるのである。モチベーションの高い学習する組織。それが八雲学園である。校長も教師も、教師も生徒も相乗効果を生み出す互恵的関係をつくりだしているのだ。
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