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土浦日大中等教育学校 高い授業の質②

☆「土浦日大中等教育学校 高い授業の質①」で、同校のオープンスクールの幾つかの講座をご紹介したが、グッドスクール・コミュニティ(GS)サイトのライターさんが、私とは違う講座に参加して論じている記事があるのでぜひご覧いただきたい。

参照記事)8月27日 土浦日本大学中等教育学校 オープンスクール

☆前回私はこう書いている。

理論と活動とその統合。モデルと個性とその統合。やはり、土浦日大中等教育学校の授業には3のリズムが響いていた。

☆GSサイトのライターさんは、化学実験の講座とイングリッシュ・ティーパーティというワークショップに参加したようだ。

☆その記述を読むと、やはり、そこでも理論と活動とその統合の3のリズムが響いている。化学実験では、仮説を立てて実験によって証明したあとに、化学式をつかって一般化しているが、まさにこの思考過程は理論を学んでいるわけである。そして言うまでもなく、その実験は活動である。

☆しかし、その後に、その理論と実験活動という実験室内の学びから日常生活の「カルメ焼づくり」にシフトする。状況に埋め込まれた学習という理論と実験活動が統合される状況をつくりだしている。

☆ティーパーティーでは、このパーティーを準備する段階、つまり状況を作りだすための学びから始まる。その段階で必要な道具や会話で使う英語表現を学んでいる。活動と理論がここではまだ別々であるが、いよいよティーパーティーが始まったら、その状況の中で英会話が展開していくというやはり理論と活動の統合が行われる流れになっている。ここでも3のリズムが響いているわけである。

☆そしてやはりチュータやアシスタントは在校生が大活躍という点でも、私が参加した講座と共通していた。教師―生徒―在校生チューターという関係もまた3のリズムである。そう思うや、リーダーシップ、共感、フォロワーシップというキーワードが思い浮かんだ。

☆GSサイトのライターさんは、私より30歳以上も若いが、土浦日大中等教育学校の本質は、私たちに公平に語りかけてくれたということだろう。質的リサーチのトライアンギュレーショの手法が、Webを通してできたことにちょっと感動した。

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