学校サイトで教育の質がわかる(4) 八雲学園
☆八雲学園のサイトはシンプルで、更新率が高い(そこは麻布と同様だ)。写真が多く、生徒の様子が明快に伝わってくる。特にケイトスクールとの交流やサンタバーバラでの海外生活の様子は、ほかの学校の例ではみたことがないほど、詳細で更新率が高い。
☆シンプルであるというのは、デザインの問題というより、八雲の教師のデザイン思考がシンプルであるということを示している。
☆更新率が高いというのは、先生方が自ら写真を撮っているので高くなる。つまり、つねに生徒の様子を見守る眼差しが熱いということを示している。
☆写真が多いというのも同様のことを意味しているが、生徒の姿を公開するわけだから、学校と家庭の信頼関係が強いということも示唆している。オープンマインドは、八雲学園の大きな特徴であるが、それは学校関係者=ステークホルダー全体の信頼関係の存在が大前提である。
☆学校サイトの解釈=ヘルメノイティーク(大学入試的な用語だけど・・・、読解とか英文解釈とかは違うので)によって、やはり学校の教育の質はわかるものである。
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