10月≪私学研ホンマノオト≫ベスト50
☆今年10月1日から10月30日までの、本ブログ≪私学研ホンマノオト≫のベスト50記事は次の通り。
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☆聖園女学院の教育の質は、同学院の「学院情報」に表れている。国際交流も米国大使館関係のスタッフを招いたり、人気のパティシエのワークショップに挑戦したりしている様子、ボランティア活動をしている様子などが、詳しく公開されている。
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☆田園調布学園のサイトの中にブログがあるが、教師だけではなく生徒も書き込んでいる。ちょっと他の学校にはない柔軟なアイデアである。それだけ、生徒のものの見方、考え方、そして表現力に信頼をしているし、そこを育成する教育力にも自信をもっているということだろう。
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☆恵泉といえば、新渡戸稲造に薫陶を受けた河井道が創った学校。≪私学の系譜≫でも極めて重要な働きをした学校の1つ。その伝統が今も不易流行として継承されていることを彷彿とさせる教育の質を、同校のサイトは映し出している。
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☆富士見丘のサイトは、授業の質をここまで公開するのかというぐらいスゴイサイトである。カナダ、イギリス、オーストラリアなどと国際交流を行っているのは有名だが、アラブ首長国連邦(UAE)にも目を向けているのは、ハッとさせられる。
☆世界同時不況の突破口を拓くのは、まさにここだからだろうが、先見性・先進性はやはり卓越している。そのスピード感に追いつける受験生の保護者は幸いである。東大・早慶上智進学を第一の目標としていると見逃してしまう質の豊かさと時代を見通すスピード。
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☆土浦日本大学中等教育学校のサイトも、更新率が高い。ただ高いだけではなく、教育のビジョンそしてその実践が公開されている。そして、なんといっても学校敷地内の放射線量の測定結果をオープンにしているところは、もっとも見えない危険な相手に対するリスク・マネジメントがしっかりしていることの表れである。
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☆八雲学園のサイトはシンプルで、更新率が高い(そこは麻布と同様だ)。写真が多く、生徒の様子が明快に伝わってくる。特にケイトスクールとの交流やサンタバーバラでの海外生活の様子は、ほかの学校の例ではみたことがないほど、詳細で更新率が高い。
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☆グローバル人材(G材)育成のために大学入試と就活は変わらなければならないとは、今では誰もが言うが、実際には、企業は、そのようなG材育成をとっくに始めている。
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☆栄光学園の教育の質の良さは、学校サイトを見るまでもないが、開くと、やはりおもしろい。放課後OBがゼミをやっている。内容までは公開されていないが、レジュメをみるだけでも、栄光学園のものの見方が伝わってくる。
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☆6月末に書いた記事『週刊ダイヤモンド「激変!中高一貫校・高校ランキング」(1)』が4ヶ月以上たってもなぜかアクセスが頻繁。
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☆ほとんどの中学受験生の保護者は、スマホやiPad、モバイルPCを持っている。合格発表がネットで見ることができる時代である。それは当然である。
☆だから、私立学校は、ホームページで情報を頻繁に流すようになった。しかし、だからこそ学校間の比較が簡単にできるようになったわけである。
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☆18日、神奈川県の私立小学校の受験が始まった。大学のAO入試などはすでに始まっているから、日本列島の受験シーズンはすでに始まっているのであるが、やはり両親も子どもも正装して、手をつないでいる姿に電車で出会い、校門にはいっていく姿を見ると、受験シーズンのリアリティは増す。
☆土日は、親子連れの集団が私立中高一貫校の学校説明会に訪れる姿を見ることも多いのもこの時期である。そして同時に教育業界は、一斉に来年の戦略を立て、アクションを起こす時期でもある。
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☆今週22日(土)、14時から来春入試のための麻布の最終説明会がある。氷上校長が、中1生のエッセイをいくつか披露する。創設者江原素六の墓参に行った後に、その準備として読んだ「江原素六の生涯」(元麻布教師が書いた)の読後感を書いたものだ。
☆麻布の自由について真正面から取り組んで書いたエッセイや江原素六の精神の今日性を素直に描いたものや自分のとりまく教育の放牧感と自由を通して江原素六の教育観を描いたものなど、うまく選ばれている。
☆中1からというより、小6からこういう生徒だったんだとわかるものもある。
☆それぞれに対する会場の反応もまたおもしろい。
☆そこには、パワーのある(昔流行った言葉でいえば、「地頭」のあるということか)子どもとは何なのか実感できる。
☆それに説明会は14時からだから、受験生もかなり参加している。未来を何らかの形で担う、未来からやってきた子どもたちである。
☆政府や企業では、未来を担う人材を育成しなければと躍起となっているが、大学になってから育成しようというのはどうだろう。そんなに簡単に人間は育つのだろうか。
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☆2011年11月10日(木)、「産学協同就業力育成シンポジウム」が開催される。未来を拓く人材をどのように発掘し、育成するのか?21世紀型教育を実践している、もしくは気になっている教育者はぜひ参加するとよいのではないか。
☆大学入試の壁、就活の壁を乗り越えるために、大学教育と企業の人材育成システムはいかにシフトしていくのか。大きなヒントになるだろう。締切は10月28日(金)!
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☆世田谷学園といえば、登下校のときの校門での「礼」である。もちろん、ニュージーランドやカナダなどの海外研修、禅、進路指導、個々の生徒の成長を促進する授業、要所要所での指南書など、学びのシステムが充実しているのは、言うまでもない。
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☆さて、聖学院の入試問題について。入試日は2月1日、2日、3日、4日の4日間。試験は3種類。
①英語選抜(2月1日午前)英語による面接
≪一般≫英検準2級以上≪帰国≫英検準1級以上(英検2級以下、未取得者は、英語の筆記試験あり)
②一般入試(2月1日午前・2月2日午前)国算または国算社理
③特待選抜(2月1日午後・2月2日午後・2月3日午後・2月4日午前)国算または国算社理
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☆説明会は、山口校長の話から始まった。聖学院が朝のクラス礼拝から始まるように、校長も聖書の言葉を読みはじめた。
神の言をあなたがたに語った指導者たちのことを、いつも思い起しなさい。彼らの生活の最後を見て、その信仰にならいなさい。イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変ることがない。(へブル人への手紙13章 7-8)
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☆英国高等教育専門誌「Times Higher Education」は10月6日(木)、毎年恒例の世界大学ランキングを発表。カリフォルニア工科大学が1位になり、ハーバード大学は、8年連続トップの座を譲り2位に。
参考)THE World University Rankings 2011-2012
30 東京大学(University of Tokyo)
52 京都大学(Kyoto University)
108 東京工業大学(Tokyo Institute of Technology)
119 大阪大学(Osaka University)
120 東北大学(Tohoku University)
201-225 名古屋大学(Nagoya University)
226-250 首都大学東京(Tokyo Metropolitan University)
251-275 九州大学(Kyushu University)
251-275 筑波大学(University of Tsukuba)
276-300 北海道大学(Hokkaido University)
276-300 東京医科歯科大学(Tokyo Medical and Dental University)
301-350 慶應義塾大学(Keio University)
351-400 広島大学(Hiroshima University)
351-400 神戸大学(Kobe University)
351-400 東京農工大学(Tokyo University of Agriculture and Technology)
351-400 早稲田大学(Waseda University)
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☆教育の質というのは、授業と授業外の教育活動のシナジー効果によって決まる。様々な要素があっても有機的につながっていない場合、質が向上しないどころか、下がる。というのも、要素がただ配列されているだけでは、その要素が多ければ多いほど情報過剰になり、その環境のメンバーは疲弊するか、自分の関連するもの以外に無関心になる。
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☆今回の説明会では、入試問題の出題傾向・対策についての説明がトピックの一つであった。国語科の説明の様子についてすでにその一端をご紹介したが、他の教科主任も静かな情熱を秘めながら語った。
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☆昨夜7日、ワールドビジネスサテライト(WBSテレビ東京)で、次世代リーダーを養成する番組の一環として中等教育学校では海陽学園が紹介された。
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☆11月19日(土)、第2回男女別学教育シンポジウムが開催される。今回は、 石田浩一先生(Z会東大マスターコース数学科講師)による基調講演「性差に対応した数学の指導」が行われる。そして、パネルディスカッションで「男女の差異を意識した教科指導」が議論される。パネリストとコーディネーターは、
石田浩一先生 (Z会東大マスターコース数学科講師)
岩本秀典先生 (桐光学園中学校高等学校教諭 数学科)
澤登佳美先生 (桐光学園中学校高等学校教諭 英語科)
今井寛人先生 (國學院久我山中学高等学校教頭 数学科)
和中正太先生 (國學院久我山中学高等学校女子部長 地歴科)
コーディネーター 實吉幹夫先生 (東京女子学園中学校高等学校校長)
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☆今電車の中。5人の高校受験生の母親が語り合っている。模擬試験の結果について、あまりに盛り上がっているので、隣の車両に移ろうかと思っていたら、学校選択の話になった。
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☆今月5日、佼成学園女子は塾・教育関係者対象説明会を開催。脱偏差値、脱20世紀型教育に興味を持っている方々が押し寄せた。というのも、サンデー毎日(2011.9.25)で、英語教育に力を入れている学校ランキングが、八雲学園に続いて2位だったということもある。
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☆「本質」とか「基礎」という言葉を、つい筆者も使ってしまう。しかし、そこにすでに20世紀型教育観にからめ捕られるリスクがある。わかっていても、つい使ってしまう。
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☆本日10月1日、青山学院中等部は学校説明会を行った。聖歌隊によるアヴェ・ヴェルム・コルプスは、実に美しかった。モーツアルトの晩年の傑作だ。しかし、この曲はカトリック教会の聖歌として活用されている。宗教改革に対抗する意味もあると・・・。まあ、宗教に関係なくというアピールでは、ともかく大成功だったと思う。
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