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海陽学園 WBSで次世代リーダー養成学校として紹介

☆昨夜7日、ワールドビジネスサテライト(WBSテレビ東京)で、次世代リーダーを養成する番組の一環として中等教育学校では海陽学園が紹介された。

☆学校以外の塾予備校でも、高校生のモチベーションをアップするためのスキルを企業コンサルタイングの手法で伝える事業が紹介されていた。

☆文科省のキャリアデザインのプログラムが、激動の21世紀の社会、特に来年以降の世界同時恐慌予測とか企業公用語が英語になるとか・・・そういう激変に耐えうるメイクがされていないことに気づいたということだろう。

☆しかし、本当は、世界の舞台で台頭にコミュニケーションをとり、時代をひっぱていける人材は、日本企業の研修モードでも育たない。

☆なぜなら世界の本当の(偏差値エリートでないという意味)エリートは、周知の事実であるが、改めて確認すると、リベラルアーツという深く幅広い教養に裏打ちされた、ジョブス氏を思い浮かべればわかるように、要するにアートやデザイン思考に裏付けられたスキルやテクノロジー、なんといってもタレント、そして倫理があるものである。

☆番組では、そういうことには焦点はまったくあてられていないから、まだまだ日本のビジネス界は、遠く渋沢栄一や高橋是清には及ばない。ところで、渋沢翁や是清翁は、私学人であった。このことの重要性もWBSは盛り込んでいない。もっとも、海陽学園を話題にしたのは、偶然にもその流れを注ぎこんだことにはなるのだが・・・。

☆要するに、今回は海陽学園の取材としては片面的であったかも・・・。同学園が誤解されてしまう報道でもあったかもしれない。しかし、海陽学園自身は、したたかに全国区で報道されたのだから(というかグローバル企業が協賛している学園だから当たり前であるが)よしとしているに違いない。

☆それにハウス(寮)の在校生が、インタビューで医者の数が少ないエリアで医者をやりたいのだというヒポクラテス的医術倫理観を披露したのだから、大満足だったに違いない。学校は経営力というより、最後は同窓力と教師力に救われるのはいつの世も変わらない。

☆それに同学園のサイトを開けば、さらりとこうある。

10月5日(水)に米国の名門アイビーリーグの一つであるブラウン大学の入試担当者が来校しました。米国大学に興味のある生徒など前期生・後期生合わせて20名が、ブラウン大学の紹介、入試のプロセスやポイントについてのお話を伺いました。

☆これぞリベラルアーツ!ノーブレス・オブリージュ!本物のエリート教育!次世代のリーダーシップ!というキーワードが当てはまる研修だろう。小谷さん、森本さんがんばって!

P.S.

この私学研ブログの中で、Good SchoolあるいはInnovative Schoolとして紹介する学校は、21世紀型教育を実践し、本当のエリート、次世代のリーダーを育成する学校であると考えている。

ただし、学校にも歴史がある。はじめ20世紀型だったのが21世紀型になったり、その逆もある。たとえば、ブランドキリスト教で持っている20世紀型学校などは、来春以降転換を迫られるだろうし、21世紀型から20世紀になぜかトーンダウンしてしまった学校は、2012年の春の嵐に耐えられないだろう。

最終的な学校選択で成功するためには、自分の目でグッドスクールを探して欲しい。本ブログでグッドスクールとして紹介してきた幾つかの学校で、離脱してしまったところもある。そのような学校は、今月からブログでグッドスクールやイノベーティブスクールのカテゴリーラベルを貼らないので注意しておいて欲しい。

10月以降紹介する学校で、「学校選択」というカテゴリーラベルをつけている学校は、一般的な見方を紹介しているだけである。

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