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お受験の保護者から

☆私立小学校のお受験が始まろうとしている。面接は今月からだから、もうすぐだ。ある私立小学校の受験を考えている保護者から、こんな話を聞いた。

☆そこの学校は、おけいこは認めているけれど、塾は禁止だそうである。ほんとうかな?と思ったが、そうだという。

☆この自由経済、民主主義、法治国家の時代に、そんなことが許されるのだろうか。本当のところは、そういうウワサがいつの間にか、タブーをつくってしまったのだろう。

☆この話が本当かどうか、興味はない。そういうウワサがあるにもかかわらず、ブランド校を選ぶのは保護者の私事の自己決定である。

☆問題なのは、そこの学校は幼稚園から大学まで女子校で、進級したいと思っている家庭には、学校の権威や意向がプレッシャーになるということである。

☆このようなプレッシャーを当局はかけているとはよもや思っていないだろうが、この官尊民卑につながる発想は、20世紀型教育である。

☆子どもたちを成績で自信を失わせ、アメとムチの校則や慣例で抑圧する。20世紀型産業社会やそこの富裕層階級にとっては、その結果秩序に従順な女性が育つわけだから、それでよいだろうが、グローバル社会はいつまでたっても、上からのグローバル化しか広まらず、下からのグローバルの動きを阻害する。

☆もっとも、だから、世界中でWebベースの協力隊がデモや革命を生み出しているのだろうが・・・。

☆すべての私立学校が21世紀型教育でないところが残念である・・・。ことは、人類の問題なのに。そのキリスト教の学校は、もう一度誰の精神を育むのかリフレクションされんことを。

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