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佼成学園女子 グローバル企業の子弟に注目

今月5日、佼成学園女子は塾・教育関係者対象説明会を開催。脱偏差値、脱20世紀型教育に興味を持っている方々が押し寄せた。というのも、サンデー毎日(2011.9.25)で、英語教育に力を入れている学校ランキングが、八雲学園に続いて2位だったということもある。

☆佼成学園女子の英語教育は、言語教育として人間トータルの教育であると同時に、英語圏の優れた教育を実践している学校と同レベルの学習過程を実施する環境も整っているから、2012年再びリーマンショック級の世界同時金融混迷が予想される中、サバイブする環境が整っているともいえる。

☆だから、グローバル企業が海外派遣社員の帰国生子弟のための教育探しのために参加したのだ。

☆彼らの悩みと期待は、海外で21世紀型教育の環境を享受していたのに、帰国したとたんに20世紀型教育の環境になるというのでは困る。佼成学園女子のように、海外で学んだ体験が生かされる教育を求めていたということである。

☆また、一方で21世紀型教育を受けているのに、片方で帰国生入試のために大手塾予備校が、日本の一般生受験と同じような受験勉強をさせる。それは学校がそのような帰国生入試問題を出題するからしかたがないが、塾と学校が阿吽の呼吸で連携しあっているのではないかと疑問が残る。私どもグローバル企業人からすれば、そういうやりとりは透けて見えるのですがどうですかという厳しい質問もあったようだ。

☆2012年以降のグローバル企業にとって、その子弟の進路先は、日本も含め世界全体である。東大に入れるために帰国生入試を活用しているような学校やそれを支援する塾は、経済原理から言ってナンセンスであると。もちろん佼成学園女子と同校を応援している塾の話ではない。

☆なぜなら、佼成学園女子は、教育環境が世界標準だし、英検も1級合格者も輩出されているが、何より準1級が9人、2級が67人、準2級が181人も合格していて、学校全体でハイレベルの英語教育にとりくんでいるのが明快だということのようだ。

☆お忍びで、ニュージーランド首相が、同校の教育を称えに来るぐらいなのだから、ますますグローバル企業にとっては魅力的な学校である。2012年問題を対処しようとするグローバル企業の子弟が注目しているのは、以上のような理由なのである。

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