週刊ダイヤモンド「激変！中高一貫校・高校ランキング」（補説）

☆６月末に書いた記事『週刊ダイヤモンド「激変！中高一貫校・高校ランキング」（１）』が４ヶ月以上たってもなぜかアクセスが頻繁。

☆なぜだろうと思い、Yahooの検索エンジンに「中高一貫校・高校ランキング」と入れてみた。すると、ダイヤモンドのサイトの次に、私学研ホンマノオトの記事が掲載されていた。

☆念のため「中高一貫校ランキング」で検索してみた。するとトップページの５番目に同記事がリンクされていた。

☆私立学校研究（私学研）のブログは、フリーである。スポンサードサーチのようなＳＥＭ広告費は出していないし、ＳＥＯ対策費用も出していない。それでも、こういうことがあるのである。

☆もちろん今始まったことではないのだが、あまりに偏差値の話題の中に、脱偏差値や偏差値という量的リサーチではなく質的リサーチにも目を向けようという趣旨の同記事が混在しているのが不思議だったし、これが中身やコンテンツをみないで、キーワードだけでロボットが検索してくるWeb知識データベースという外部記憶装置の盲点であると感じた。

☆≪私学の系譜≫を保守しながら、２１世紀型教育を実践している私学は、この盲点をつけば、教育の質を広く知ってもらえるかもしれないではないか。

☆いずれにしても、どこぞの国のように中身のチェック・検閲は厳しくないという自由の国日本はまだまだ行けるではないか。

☆ところで、この記事の前後から、本ブログ「私学研ホンマノオト」では、２１世紀型教育に挑戦している私学を紹介し続けている。この実践者である私学人のミーティング「２１会」も紹介している。

☆結果的に学校選択指標として、偏差値という量的指標で選ぶか、教育の質という指標で選ぶのか、サーチエンジン上で２種類の記事が並んだということは、選択者側にとってはよいことである。