併願志向性の分析[03]男子 市川・栄光・穎明館
☆市川、栄光、穎明館の併願校は、
市川 ①東邦大東邦前 ②渋谷教育幕張 ③早稲田 ④芝2
栄光 ①浅野 ②聖光2 ③逗子開成3 ④開成
穎明館 ①穎明館3 ②穎明館2 ③帝京大学3 ④多摩大聖ヶ丘2
☆四谷大塚「合不合判定テスト配布資料」(2011.10.16)をみると、市川の第一志望率は10%、栄光は44%、穎明館は80%である。
☆市川はSSであるが、併願志向性は、ts・ESである。1月受験であるから、学校のクオリティと併願学校選択者のクオリティがかけ離れているのは当然かもしれない。SSなので、生徒のコントロールは当局自身は万全だと確信しているはず。
☆栄光はGSであるが、併願志向性はgs・ES。ただし、SAPIXの受験生が四谷の模擬試験を受けていないために、こうなるが、実際はGS・ESとなるだろう。栄光隣接エリアにGSが少ないために、1日・2日はGS併願、それ以降はES併願とならざるを得ない。
☆穎明館は、第一志望率が80%ということもあって、併願校も穎明館が圧倒的。穎明館の伝統は穎明館のものでしかないから、併願志向がTS・esになるのは併願に整合性がある。穎明館の強みはここにあるのである。穎明館の6年間は、生徒にとって非常に充実しているはずである。問題は2012年以降のOB・OGの生き様である。そこに注目したいところである。
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