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東京都 教育出動

☆今月8日、朝日新聞によると、

東京都教育委員会は来年度、都立高校の生徒約250人を公費で留学させる方針を決めた。予算要求に約5億円を盛り込んだ。数年後には年間約350人まで増やしたい考えだ。

1年コース(50人)と1カ月コース(200人)に分け、希望者から面接などで選ぶ。留学前には半年程度の研修があり、ノーベル賞級の研究者や世界で活躍するアーティストらを講師として招き、リーダー論を学ぶ。

留学先は米国や豪州など英語圏の高校。留学も単位として認め、帰国後に留年の必要はないという。現地の研究施設や企業での研修も検討する。

☆政府のグローバル人材育成に呼応してなのか、ハシズム教育改革をけん制するためか。税金の使いみちを間違いなければよいのだが・・・。

☆基本限られたエリート作りとどこが違うのかはわからない。ただ、プレ学習として、アーティストを講師として呼ぶのは慧眼。しかし、ふだんからアートの授業を重視する方が先ではある。

☆今月16日、産経新聞によると、

東京都の石原慎太郎知事が「破壊的な教育改革」を掲げて設置した「教育再生・東京円卓会議」の第1回会議が16日、都庁で開かれた。会議は非公開で行われたが、事務局によると、教育の抱える問題点や英語教育などについて意見交換されたという。会議の動画と議事録は都のホームページで近く公開される。

都から石原知事、猪瀬直樹副知事が出席。有識者として、JR東海会長で海陽学園副理事長の葛西敬之氏、国際教養大学長の中嶋嶺雄氏、首都大学東京学長の原島文雄氏が参加した。・・・・・・石原知事は6月の都議会で、「知力、体力、人間力を備え、自信と誇りを持って世界と渡り合える人材を育てるため、従来の制度にとらわれないシステムが求められている」と述べ、会議設置を提案していた。

クレイトン・クリステンセン教授の「破壊的クラス」やリチャード・フロリダ教授の「創造的クラス」が「破壊的な教育改革」の素地だろうが、有識者が20世紀型で大丈夫だろうか?3Rから3Xへという創造的破壊の教育とは真逆の発想ではないだろうか。税金!頼みますよ。有効活用を。

☆産経新聞によると、こういうことらしい。

事務局によると、葛西氏は全寮制の学園運営の経験を踏まえ、「初等教育で読み書き、そろばんなどの基礎を教え込むことが重要」と指摘。教員の資質について、「いまの先生には熱意と忍耐力、エネルギーが欠けている」として、教員免許制度の改革を訴えたという。

☆この発言がもし本当だとすると、多少問題ではないだろうか。よもや海陽学園の教師を想定してのことではないだろうなァ。

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