聖学院 「学校だより」から

☆聖学院の「学校だより」（2011．11．3）を頂いた。学園生活、部活動、進路指導などあらゆる教育活動が掲載されていて、男子校の貴重な教育活動がすべてわかる逸品である。男子校とは何かを知りたい方にとって、「聖学院の学校だより」は参考になるだろう。そのくらい歴史的資料としての価値もある編集誌である。

☆そして私立学校とは何か？について知りたい方も、本誌を読めばイメージを丸かじりできるだろう。表紙を見ると、こんな聖句が飛び込んでくる。

「自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい」（マルコの福音）

☆3・11以降、この言葉の重みを無視できる日本人はいないだろうと思いながら読んでいると、山口校長先生は、日本文化に愛着を持っていたスティーブ・ジョブスの“Stay Hungry Stay Foolish”という言葉を引用していた。ジョブスの生きざまに、「自分を捨て・・・・・・」というミッションを重ねているのである。

☆聖学院に流れるサーバントリーダーシップの精神そのものである。

☆そんなことを思いながらさらに読み進むと、本誌に投稿している生徒たちの言葉にこの精神が注がれていることが了解できる箇所に幾度となく遭遇した。

☆多くの体験と多くの表現のチャンスであふれている男子校であるだけではなく、そこに普遍性を背負うグローバルリーダーとしての未来の人材がたくさんいることも伝わってくる。

☆説明会で手に入れることができるはず。一読をオススメする。