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世の中「知識方法論」が変わる[04]

☆グッドスクールの私学の先生方と授業の研究をしていて気づいたのだが、教科によって知識の領域が違う。本来はどの領域も比べようがないほど拡大するのだが、中高という学習指導要領内では、教科によって領域の広さが違うような気がする。たとえば、社会と数学。

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☆社会は、「外延・形式×外延・内容」の領域が膨大。それに比べて、数学は「外延・形式×内包・内容」の領域が膨大。

☆いわゆる社会は知識で数学は論理という違いの通俗的理解が明確になるのだが、この「知識の方法論」が形式知化されていれば、文系であれ理系であれ、知識をどのように学んでいかねばならないか学び方を振り返えることができる。

☆大事なことは、自ら「内包・形式×(外延・内容+内包・内容)」の領域を増やすことが学ぶ力や学ぶ意欲をアップさせることなのであるということがわかるはず。

☆その部分こそが、正解が一つではないけれど、きちんとリミットがあるということを認識しなければならない領域で、自由な発想ができる領域でもあり、自由がなければ学びのおもしろさは味わえないのだとなる。

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