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困ったときの併願校選択の情報の読み方[06]成城学園

☆☆日能研の「学校情報コラム」の成城学園をみると、実に正直な記述に驚愕。500字弱のコラムだが、そのトピックは、直接書かれていない。

☆要約して命名すると「昔のブランド校」ということになるだろう。制服の意味といっても、伝統以上でも以下でもない話になっている。不易流行というものがない伝統ということか?

☆3つの89年という、近代社会のダイナミックな歴史を生み出した一つの拠点アルザス。そこにかつてアルザス成城を設置した。

☆しかし、きわめて重要なEUのこの時期には、とっくに閉鎖している。宮崎駿さんも訪れ、「ハウルの動く城」のアイデアを刺激されている場所だ。今トレンドのパテシエのルーツでもある。なんてったって、あの自由の女神の誕生した街だ。サンデル教授が一目置きながら批判しているロールズの思想の原点J.J.ルソーの一時の亡命先でもある。

☆ENAは、パリからストラスブールに移ってきた。EU議会があるのだから。フランス革命への道でもある。あのマリー・アントワネットがオーストリアの服をフランスの服に着替えてパリに向かった場所でもある。

☆ドイツとフランスの接点であり、EUの三首脳が訪れて会議をするような拠点でもある。国際人権を守る拠点でもある。北に行けば、ルクセンブルクやベルギーが近い。フランクフルトもバスで4時間ぐらい。まさにEUの拠点。

☆この地を学びに生かすことができなかった。日本の私学のリーダーになれたかもしれないほどの昔のブランド校であるということなのかもしれない。。。。。

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