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八雲学園 世界リスクに耐えうる私学

☆八雲学園は、教育政策が、ゆとりだ脱ゆとりだと右往左往していたころ、すでに生徒に必要な学力保証の教育を行っていた。リーマンショックで、ガラパゴス日本はグローバル人材を輩出しなければと政府が焦っているとき、すでにカリフォルニア州の全米でも5本の指に入ると言われているプレップスクールであるケイトスクールと親密な連携をしていた。

☆そして政府が3・11で耐震構造をしっかりしなくてはと叫んでいるときに、すでに最先端技術の耐震構造リニューアルを終えていた。

☆あらゆるリスクに目配りしている私立女子校は、以外にも珍しい。なぜこのようなことが可能なのか?

☆それは教職員全員が、ステークホルダーという条件付きではあるが、政府官僚、中高協会のメンバー校、大使館、教育関連企業のスタッフとコミュニケーションを密にし、それを学内で教職員と生徒、保護者と共有できるコミュニケーション行為で満ちているからである。

☆情報収集、分析、そして共感と共有という開かれたコミュニケーションシステムは、高感度なセンスを感じさせるし、なにより快さが伝わるのである。

☆そして、今年大学入試は、すでにAO入試や公募推薦入試が始まっているが、八雲学園から、すでに慶応大学や上智大学に進学が決まった生徒が出ている。学園としては、一般入試で期待できる兆しであると認識しつつ、これからが正念場だと、自ら気を引き締めているが、それは生徒とともにする一瞬一瞬を大切にしている気概のあらわれである。

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