首都圏中学入試2012[16]
☆この時期の本ブログ読者のニーズや反応を確認してみよう。元日から昨日7日までの一週間のアクセスベスト10は次の通り。
1 首都圏中学入試2012[05]
2 首都圏中学入試2012[09]
3 首都圏中学入試2012[10]
4 土浦日本大学中等教育学校 大学実績着々
5 首都圏中学入試2012[06]
6 首都圏中学入試2012[01]
7 首都圏中学入試2012[04]
8 首都圏中学入試2012[03]
9 首都圏中学入試2012[08]
10 首都圏中学入試2012[11]
☆予想通り、まさに直前の入試状況の動向が気になっている。土浦日本大学中等教育学校の記事がランキング入りしているのは、6日が首都圏の中学入試において、一般入試がスタートした日だが、その学校が同校であったからだろう。
☆今朝のTBSのサンデーモーニングで、2012年は世界同時選挙イヤーで価値観が変わるのではないかとコメンテーターが語っていたが、その中で成蹊大学の西崎文子教授が、文明史的には、フランス革命以降の啓蒙主義と金融資本主義の葛藤が、今年の選挙イヤーのネジレにつながっているとコメント。
☆このコメントは数秒の語りだったが、とても重要。というのは、私立中学が直面している「いまここ」でも文明史的な同じ構造を有しているわけだからである。
☆啓蒙主義は≪私学の系譜≫を意味し、金融資本主義は≪官学の系譜≫を示している。前者は大共創時代をデザインしようとしているし、後者は大競争時代を強化しようとしている。もちろん、文明史的長いスパンでみているのであって、個人として共創時代をつくろうと頑張っている公立の学校の教師もいるし、その逆に私立の中でも大競争時代に便乗しようという教師もいるだろう。
☆ともあれ、2012年中学入試の背景にも、そのような文明史的転換の力学が働いているということなのだと思う。
☆そうはいっても、その転換がリアルに見えるようになるのは、2020年を過ぎてからと多くの論者は語っているわけだから、意思決定は難しい。とにかく、まだまだ学校説明会はあるから、自分の目でリサーチすることが重要。
明日9日の学校説明会のリスト→詳しくは四谷大塚の情報サイトを
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