首都圏中学入試2012[17]
☆明日10日から神奈川の男子校の多くが応募を開始するから、様相はまた変わるだろうが、受験生としては、今から確認しておくことがある。
☆それは複数入試や併願の多様性で、合否は合格発表のときだけで決まるわけではないということである。
☆今年は2月10日が慶応中等部の最終合格発表だから、これによってほかの学校の繰り上げ合格の可能性がある。昔のようにこれによって桜蔭が影響を受けるということはないが、今年あたりは、JGや雙葉、豊島岡女子あたりはどうだろうか。
☆6年後のことを考えれば、慶応大学が世界標準でおもしろいことになっているとも予想できる。大学ではセンター試験の採用をやめ、ユニークなAO入試を強化しているし、SFCの起業家精神はたしかに育っている。いったん延期していた第二幼稚舎建設も再び検討に入っている。ちゃんと第四山の手ゾーンの圏内に。3.5ゾーンといったほうがよいか。
☆それらは、2008年に迎えた創立150年記念事業の一環だろうが、この記念事業は2015年まで続く中期プランで、進行中である。
☆なんらかの動きがあるだろうから、いろいろ比較考慮して、慶応シフトという動きも可能性はないとはいえない。
☆そして、2月11日13時に、筑駒、麻布、開成、栄光などが、同時招集日を設定しているから、男子受験生は、ここで大きな動きを体験するだろう。
[入学手続説明会]
合格者は,2月11日(土)午後1時(時刻厳守)に,受験票と合格証を持って,保護者同伴で7号館3階に集合してください。入学手続の書類を渡し,入学手続その他について説明します。入学手続説明会に出席しない場合は,入学を辞退したものとみなします。(筑駒の募集要項から。上記学校は同趣旨の内容を要項に記載。)
☆浅野はその1週間後の18日に招集日を設定しているから、そこでも多少の動きがでるだろう。
☆もし三模試のデータ通り、新校舎建設予定などで人気がでている巣鴨の募集が増えれば、8日ぐらいまでの間に、ここでも男子受験生は影響を受ける可能性がある。
☆すでに指導されていると思うが、受験票は大切に。
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