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首都圏中学入試2012[37]

☆首都圏の応募状況は、昨年の総応募者数の80%弱のところまできている。また、ほぼ同日前年対比では、まずまずのように見える。

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☆しかし、たとえば、東京エリアの男子校は新設入試と駒東、東京都市大付属など一部男子校で増えた分が影響しているだけである。教育の質の競争という兆しはまだ見えない。

☆一方、同エリアの女子校は、全体では増えてはいないものの、もともとたくさん応募を集めている学校から佼成学園女子や東京女子学院にシフトしている様子も見られ、教育の質の競争が生まれている。それは神奈川エリアの男子校、女子校でも同様である。

☆すると東京エリアの男子校はまだまだ偏差値や大学進学実績という量的競争が支配しているということだろうか。それゆえ、そのほうが見た目の勢いがよいという状況。。。

☆質の競争でかつ活況を帯びるというのは、一般のマーケットでは考えにくいが、教育は例外だというわけにはいかないものだろうか。マーケットの神様はクライアントの質が優先であるのだからしかたがないのではあるが・・・。

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