首都圏中学入試2012[42]
☆四谷大塚入試情報センター速報によると、雙葉、麻布、聖光(1回)の最終出願者数は、 雙葉=432名(昨年最終=476名)、 麻布=834名(昨年最終=995名)、 聖光学院(1回)=676名(昨年最終=740名)。
☆前年対比は、それぞれ90.8%、83.8%、91.4%。倍率は4.3倍、2.8倍、3.9倍。
☆麻布の応募者減の度合いは、少し気になるが、態勢に影響はない。しかし、161名減は、自然じゃない。
☆経産省改革者の古賀さんの生きざまを見て、おそれをなしたのか、自民党の福田元首相や谷垣総裁の生きざまを見て、やっぱり官僚の道の方がよいと思ったわけではないだろうが、どうもロールモデルしては、思想的に過ぎるのかもしれない。
☆ポストモダニズム、中学受験の大衆化の流れは転機を迎えているが、最後の反動なのかもしれない。
☆ともかく、ポストモダニズムや大衆化は、理念はお嫌いであることは確かである。個人化の浸透が大きな特徴。他者や社会よりまずは自分がサバイバルするための大学にはいることが大切なのである。
☆この風潮は教育の質を掲げる≪私学の系譜≫ビジョンとは合わないのだけれど、市場が決めることであるから、いかんともし難い。
☆≪私学の系譜≫の教育の質が突破口として優位なのをどのように証明したらよいのだろうか。それが問題だ。
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